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ワクワクするということ

先日先輩とご飯に行った際に、進藤は何にワクワクするのかという質問をしていただいたときに、そもそもワクワクってなんだろう。してないといけないものなんだっけと思ったので今回は、「ワクワクするということ」というテーマでぼやいていこうと思います。

みなさんは仕事などの普段の大半の時間を費やしているものに対してワクワクしてますか?
ワクワクとは、未来に対しての期待感からくるものだと思うので、
即答でyesと答えられる人はきっと、明確に自分の行なっていること、それを成し遂げた結果何が待ち受けているのかが明確になっていて、かつそれが自分にとって魅力的なんだと思います。

具体例で考えてみます。仕事のトランザクションがシンプルでイメージしやすい、「医者」を選びます。
医者の使命は、患者を治すことです。そのために、明確な処方を行います。そしてその結果患者の症状が好転します。
あれ、どこでワクワクするんだ?
処方を行うとき?患者が来院したとき?症状が好転して、健康な人生を患者が過ごすことができると思ったとき?
初めてのことだったらワクワクするのかもしれませんが、この一連のトランザクションを連日繰り返していてもなお、ワクワクできている医者は存在するのでしょうか。自分はノーだと思います。
つまり、ワクワクするということには、いくつか条件があるのでしょう。

一番ワクワクしているのは誰なのかなぁと考えたときにパッと思い浮かぶのは、アーニャです。

ワクワクしているアーニャ

彼女がワクワクするタイミングは基本的には新しいことに触れたり、少しリスクを感じるタイミングですよね。つまり、アーニャの重要視している価値観は新しいことと少しのリスクだと思います。

ワクワクとは未来に対しての期待感なので、未来という要素を分解してみます。

  • 新しさ

  • 予測の困難さ

この二点が満たされたときにワクワクするのでしょうか。
そもそも新しいことが好きじゃない人はワクワクしないですよね。
つまり、ワクワクとは属人的な価値観によって生まれる精神的な感情にすぎないということです。
もっというと、「進藤は何にワクワクするのか」という質問は、期待感への価値観を問う質問であるということです。

ちなみに、自分が一番ワクワクする瞬間はなんだろうと考えてたんですけど、「好きなところ連れてってあげる」とか「好きなもの買ってあげる」とか「好きな仕事していいよ」とかワクワクするなぁって思いました。
また、その際には今まで経験したことのないものを選択すると思います。
つまり、自分の期待感への価値観は、「新しさ」であるということです。
人によっては、全く違う価値観でそもそも新しさや予測の困難さに対して期待感を得られない、自己肯定感の低い、ネガティブな人もいるでしょう。
そーゆー人は予測可能な方がいいので、「この仕事任せるよ」っていう言い方をしてあげたほうがいいのかもしれませんね。
これ結構難しくて、もし自分が、「Aを任せてください」って言って、許可を得られた時はワクワクじゃなくて、喜びなんですよね。もちろん、実行は未来の話ですし、新しさはあるのですが、予測がある程度できるから任せてくれって言っているのでワクワクはしないです。
つまり、自分は「抜擢」されるとワクワクするみたいです。

常に未来に対して悲観的なネガティブ人間には、ワクワクという言葉は縁遠いのかもしれません。
サイバーではさまざまな場面で自分のワクワクの在処を聞かれるので、困っちゃうかもしれませんね。まぁネガティブでいいことは少ないので、自分を変える努力はしたほうがいいと個人的には思います。

次に、ワクワクしていないといけないのかということについて考えてみます。結論から言うとノーだと思います。なぜなら、ワクワクとは一時的な感情であるからです。常にワクワクしている人はきっと仕事手につかないですよw
補足すると、常にワクワクする必要はないですが、自分が何にワクワクするのかはわかっておいた方がいいでしょう。そうすれば、自分がワクワクするように、立ち回ることができるからです。もっと言うと、発信すれば周りはワクワクを理解してくれて、ワクワクさせようとしてくれるはずです。(会社として、そのような風土があれば。サイバーにはあります。)

自分的には、ワクワクしているかを問う理由はもう一つ存在すると思います。それは、その人のハイパフォーマンスを引き出せているかを確認するためです。
常にワクワクしていなくても、今の仕事をする上でワクワクすることが「できるのか」と言うことを聞いているのだと思います。
これには、一つ仮説が存在していて、それは「仕事をした先の未来に期待感を持っている人間(ワクワクしている人またはできる人)はその仕事の生産性が高い傾向がある」と言うことです。これは確かにそうかもしれません。仕事に期待感を持てていれば、目標の達成意欲も強くなるのは当たり前だからです。

さて、ここまででワクワクと仕事の関係まで考えてみました。
ここまでをまとめると、
「自分は何にワクワクするのかを理解し、それを仕事に結びつける」ことが大事であると言うことが見えてきました。


次に、このワクワク感がモチベーションに繋がり、パフォーマンスが向上するためには何が必要なのかを考えてみたいです。
おそらく、キーワードは「フロー状態」じゃないかなと思います。

8つのメンタルステートメント

フロー状態について簡単に説明をします。これは、ミハイ・チクセントミハイというクレアモント大学の心理学者が提唱したもので、フローは「時を忘れるくらい、完全に集中して対象に入り込んでいる精神的な状態」と定義されています。TEDでも彼のスピーチが見れるので、ぜひ見てみてください。
実証されていることとして、この状態にある人は、非常に集中した状態にあり、普段は無意識に行っている外部から自分自身をモニターする機能が薄れるため、自意識が薄れていしまい、時間感覚も正確ではなくなるということです。
8つのメンタルステートメントの縦軸は、挑戦の難易度、横軸は自分の能力を表しています。
フローや覚醒の状態を維持して、仕事ができれば満足度と幸福度が高い状態でいられると言われています。
そのために必要なこととして言われているのが、目標の明確さ等7つあります。これは是非調べてみてください。メンタルステートメントとは、現在のステートメントであるが、我々は常に未来に向かった行動を取ります。
つまり、フロー状態を維持した状態で仕事をできているのかというのが、ワクワクしているかということなんだと自分は解釈しています。
ちなみに自分は「くつろぎ」かなぁと思っているので、もっと挑戦していけるように頑張ります。

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