【約50時間で合格!🌸日商簿記3級】第9章〜消耗品費、通信費、租税公課、貯蔵品、法定福利費〜
初めの挨拶
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは!
今回は消耗品費、通信費、租税公課、貯蔵品、法定福利費の5つの解説を簡単にイメージしやすく書いていきます!
それではよろしくお願いします😊!
1. 消耗品費(しょうもうひんひ)
何か: すぐに使ってなくなるものにかかるお金です。例えば、ペンやノートなどの文房具や、コピー用紙などがこれに当たります。
例: 会社でペンやノートを買ったとき。
仕訳の例:
2,000円分のペンやノートを購入した場合:
消耗品費 2,000円 / 現金 2,000円
2. 通信費(つうしんひ)
何か: 電話代やインターネット料金、郵便代など、通信に関する費用です。
例: 会社のインターネット料金を払ったとき。
仕訳の例:
インターネット代として5,000円を支払った場合:
通信費 5,000円 / 現金 5,000円
3. 租税公課(そぜいこうか)
何か: 会社が支払う税金や公的な費用です。たとえば、固定資産税や印紙税がこれに当たります。
例: 会社が税金を払ったとき。
仕訳の例:
10,000円の固定資産税を支払った場合:
租税公課 10,000円 / 現金 10,000円
4. 貯蔵品(ちょぞうひん)
何か: まだ使っていない物や在庫品のことです。例えば、未使用の切手や未使用の印紙がこれに当たります。決算整理仕訳でよくそれらを通信費(費用)や租税公課(費用)から貯蔵品(資産)に振り替える仕訳が問題に出されます。
例: 決算時に未使用の切手が残っている場合。
仕訳の例:
未使用の切手3,000円分がある場合:
貯蔵品 3,000円 / 消耗品費 3,000円
5. 法定福利費(ほうていふくりひ)
何か: 会社が従業員のために支払う社会保険料や労災保険料などの費用です。
例: 会社が従業員の健康保険料を負担したとき。
仕訳の例:
社会保険料として15,000円を支払った場合:
法定福利費 15,000円 / 現金 15,000円
またこの費用には、会社が負担する分と従業員が負担する分があります。会社は従業員の給料から従業員負担分を引き、その金額と会社負担分をまとめて支払います。
具体例で説明します!
1. 従業員負担分を給料から差し引く
まず、従業員の給料から社会保険料の従業員負担分を引きます。
具体例: 従業員Aさんの給料から、社会保険料として10,000円を引きます。
仕訳:
給料 10,000円 / 預り金 10,000円
「預り金」は、会社が従業員から預かっているお金のことです。
2. 会社負担分を計上する
次に、会社が負担する社会保険料を記録します。
具体例: 会社が従業員Aさんの社会保険料として15,000円を負担します。
仕訳:
法定福利費 15,000円 / 未払金 15,000円
「未払金」は、まだ支払っていないけれど、支払いが予定されているお金です。
3. 社会保険料を納付する
最後に、従業員負担分と会社負担分を合わせて支払います。
具体例: 会社が社会保険料として25,000円(従業員負担分10,000円 + 会社負担分15,000円)を支払います。
仕訳:
預り金 10,000円
未払金 15,000円 / 現金 25,000円
法定福利費ポイントまとめ
従業員負担分は給料から引いて「預り金」として処理します。
会社負担分は「法定福利費」として計上します。
納付時には、預り金と未払金を合わせた金額を支払います。
この流れを覚えることで、法定福利費の納付がスムーズに理解できるようになります。
日商簿記3級では、これらの基本的な仕訳を学びます。理解することで、会社のお金の流れを正確に把握できるようになります。簿記の基礎をしっかり学んで、商売や日常の経済活動に役立ててください!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今後共何かみなさまのお役に立てればなと思います。
また次回お会いしましょう!👋
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