【約50時間で合格!🌸日商簿記3級】第12章〜株式の発行・剰余金の配当と処分〜
初めの挨拶
みなさんこんばんは!
今回は株式の発行と剰余金の配当と剰余金の処分の3つの解説を簡単にイメージしやすく書いていきます!
それではよろしくお願いします😊!
今回の内容は株式会社を設立する時のお金の流れを解説しております。
🌟 株式会社とは?
株式会社は、たくさんの人たち(株主)が出資して作る会社です。株主は、株式という証券を買うことで、その会社のオーナーになります。株式を持っていると、会社の利益に応じて配当を受け取ったり、会社の重要な決定をする会議(株主総会)で投票したりする権利があります。
🔹 具体例で理解しよう!
例えば、ある会社が10人の株主から資金を集めて、新しいお店を開くとします。各株主は、会社が発行する株式を購入することで、その会社の一部を所有することになります。会社が利益を上げると、株主はその利益の一部を配当として受け取ります。
🌟 株式の発行とは?
株式の発行は、会社が資金を集めるための方法の一つです。会社は株式を売ることでお金を得て、投資家(株主)はその会社の一部を持つ権利を得ます。
🔹 具体例で理解しよう!
例えば、会社が1株100円の株式を100株発行して資金を集める場合、次のように仕訳します。
現金 10,000円(100円 × 100株) / 資本金 10,000円
この仕訳は、会社が10,000円の現金を得て、それが資本金として計上されたことを示しています。
🌟 剰余金の配当とは?
剰余金の配当は、会社が利益の一部を株主に還元することです。これを「配当」と言います。株主は、会社の利益からこの配当を受け取ることで、投資のリターンを得ることができます。
🔹 具体例で理解しよう!
例えば、会社が1株あたり50円の配当を100株の株主に支払うことを決めた場合、以下のように仕訳します。
配当の決定時:
繰越利益剰余金 5,000円(50円 × 100株) / 未払配当金 5,000円
配当金の支払時:
未払配当金 5,000円 / 現金 5,000円
この仕訳は、配当金を決めたときと実際に支払ったときの記録です。最初に「未払配当金」として計上し、後で現金で支払います。
🌟 剰余金の処分とは?
剰余金の処分は、会社が利益をどう使うかを決めることです。例えば、将来のために利益を準備金として積み立てることがあります。
🔹 具体例で理解しよう!
例えば、会社が繰越利益剰余金の一部を「利益準備金」として積み立てる場合、以下のように仕訳します。
繰越利益剰余金 2,000円 / 利益準備金 2,000円
この仕訳では、繰越利益剰余金が減り、利益準備金が増えます。これにより、会社の財務基盤が強化されます。
🌟 まとめ
株式の発行:会社が資金を集めるために株を発行すること
剰余金の配当:会社が利益を株主に分配すること
剰余金の処分:会社が利益を将来のために積み立てたり、他の目的に使うことを決めること
簿記の仕訳は、会社のお金の動きを記録する大切な作業です。この解説を通じて、少しでも理解が深まれば嬉しいです。実際に仕訳を練習して、どんどん慣れていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今後共何かみなさまのお役に立てればなと思います。
また次回お会いしましょう!👋
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