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血尿マニュアル

オンライン診療で、家庭で検査が進んでいくだろうけれど、医療機関でも偶然血尿が発見されて、大変!ってこともあるのです。身体の声を聴いてくださいな


<偶然発見された無症候性顕微鏡的血尿>


・再検査で血尿を認めない場合、尿沈査中に赤血球が存在しない場合は精密検査不要
・再検査で血尿を認めた場合、尿沈査中に赤血球が存在した場合は、尿路系悪性腫瘍の検索を行う。(数%で発見される)
・精密検査:尿沈査、尿細胞診、尿培養、腹部超音波
・精密検査で異常がない場合は、血尿が消失しない限り年1回の経過観察を行う。
・腎臓専門医へ紹介基準:①蛋白尿伴う ②問診・身体所見で腎炎を疑う ③尿沈渣で変形赤血球、赤血球円柱 ④腎機能低下(eGFR<50)
・泌尿器専門医へ紹介基準:尿路上皮癌の危険因子を有する


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