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写真のお仕事。

僕の仕事はタレントさんやアイドルの撮影が多く、最近ではグラビアや写真集を撮らせてもらうことも増えてきて、とてもありがたいことです。
とはいえ友人達にはインスタのフィードに突然セクシーな写真が流れてきてびっくりさせているだろうし、小学2年生の娘にも、恥ずかしがられたりします笑。
Instagramぽくおしゃれでもないしね。。
しかし、ただスケベな写真が撮りたいということだけではないのです。

僕は中高生の頃から、好きなミュージシャン見たさにいろんな雑誌を見ていました。そこで見た写真たちの素晴らしさに心から救われて生きる希望を感じたのです。退屈だと思っていた世界が、写真にするとこんな風に素敵に見えるのか!とか、なんてことない風景なのになんだか胸がザワザワするな、とか。

僕は仕事をしながら、今の若い人たち(もしかしたら昔の僕のように退屈や絶望を感じている人たちがいたら)にそんなことを感じてもらえたらいいなという思いもあるのです。
タレントさんや推しの写真を見たいという入口から写真に触れ、その人の素晴らしさはもちろん、写っている人以外のこと、例えば懐かしさや、寂しさや、希望や、優しさや、そんなものを「写真」から感じてもらって、少しでも悩み多い毎日から抜け出すヒントを見つけてくれる人がいたらいいななんて、思っているのです。
押しつけたいわけではないのだけど、僕も毎日写真にしながら、「こんな世界なら生きていける」ってかろうじて思いながら過ごしているので。
前から思っていることだけど、天気が良くて気持ちいいのであらためて書いておきたくて書きました。

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