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千秋楽プレゼン大会@早稲田2024冬

早稲田での講座もいよいよ最終回。

内容は生徒さんが作った構成を自らプレゼンする

というものだ。


今回のテーマは

「早稲田のアド街を作ろう」。


生徒さんには早稲田の町にある1つのスポットを選んでもらって

それでプレゼン原稿を作ってもらった。


とはいえテレビの構成をいきなり作るのは難しいので

アド街の構成をヒントにした雛形を渡し、

解説を加えながら構成を作ってもらった。

これが第2〜4回までの流れ。

ちなみに今回の講座の様子はこちら。

スポットを選び、情報を調べる。

たくさんの情報が出てくるが

そのどこを面白がるのか?を決める。

そこを山場とする。


そして

その山場へ向かって

どのような導線を組み立て

聞き手を誘うのか?


今回は

その山場へ向かって

どのような導線で聞き手を誘うのか?

という部分をメインディッシュにして

ここの説明とレクチャーに時間を割いた。


1つの構成を磨き上げる人もいれば、

2つの構成を作って比べた人もいる。


1つの構成は

ビフォーアフターで激変するので

同じ自分が作った構成でもかなり様変わりする。


2つ作った人には

違う導入で作ってもらった。

最初が違うと、その後の流れも変わる。

すると同じ人物が作った構成なのにも関わらず

1つ目の構成とは全く違うプレゼンが出来上がる。


そんな経験をしてもらいたかった。


しかし今回、大切なのは1つか2つかという数ではなくて

「この順番で情報を出した時に、聞いてる人はどんな気持ちになるか」

ということをイメージすること。


ここを意識して構成を作るだけで

プレゼンのクオリティは劇的に上がる。


実際に、今回の生徒さんのプレゼンも

面白い構成が出来上がってきた。


構成という技術を知っていると

作り手の意識が変わる。


知ってしまうと

「なんとなく情報を並べること」が気持ち悪くなる。


これって、伝わるの?

と自問をしだすからだ。


この自問が鍵で

それを引き出し、クオリティをあげるのが

構成というワザ。


一度知ってしまうともう戻れない。

楽しく、果てしない遊びの始まりだ。


生徒さんも講座後に使う場面は多岐に渡るはず。

そのどこかで構成を使って、

自分のプレゼンのクオリティを上げてほしい。


構成は難しく見える。

でも知っていると使える技がたくさんある。


誰でも自転車に乗ることができるように、

一度覚えた泳ぎ方は一生わすれないように、

構成は

誰でもできるようになるし、一生忘れない技術なのだと思う。

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