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開講!放送作家が教える「企画の伝え方2024」冬

今年も早稲田大学エクステンションセンターで受け持つ講座が開講した。

講座のサブタイトルは
テレビ番組が視聴者を惹きつける「構成術」のヒミツ。

毎回最もテンションがかかる(となぜか個人的に思っている)初回。
計5回の講座をどのようにスタートするか?

初めて受講する生徒にとって興味深く、
何度も受けてくれている生徒にとっても飽きないように。
それを両立できる方法は・・・

と、直前まで思い悩んだ結果、
今回は番組のアバンをいくつか並べて見比べる
という手法を思いついた。

アバンとは番組の冒頭につく
見どころダイジェストのような1〜2分の短いブロックのこと。

今回生徒に見てもらったのは・・・

・芸人さんが出るドバラエティ
・素人の職人を追いかけるドキュメントバラエティ
・スポーツニュースのコーナー企画
・旅番組
・アート番組
などなど、
すべて自分が関わった番組のオープニングを紹介。

番組のジャンルは違うけれど
「根底に流れるエッセンスは同じであること」を
感じて欲しかった。

そう、構成の技術はシンプルで
とても汎用性がある。

だから構成の技術を使えば
テレビ内のジャンルを超えるだけでなく
エンタメのジャンルを超えることができると
伝えたかった。

テレビ番組の構成術は
小説、映画、YouTube、SNSなどでも使える。

さらにはエンタメの枠を超えて
ビジネスのプレゼンにも。

それはなぜかというと
構成=人の心を惹きつけるための方法
だからだと思う。

この最も根っこの部分をしっかりと握れば
汎用は容易い。
水平思考というやつだ。

さて、いろんなジャンルのテレビ番組のオープニングばかりを連続で見て、
解説をうけた生徒のみなさんはどう感じただろうか?

講座の最終回のあたりにこっそりと聞いてみよう。


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