【ビジネス】500ccバイク現地生産の許可とバングラデシュ中古車市場への雑感
現在、今年2回目のダッカ出張に来ています。入国時のPCR検査が不要になったのは、大きい変化ですね。
二輪市場
嬉しいことに… ようやく500ccの二輪・国内生産の許可が下りました!(下記事にあります)
バングラデシュの二輪市場は、ホンダが現地生産を開始したことで市場が倍近くに広がった過去があります。今回許可が下りた大型セグメントはまだ空白地帯。大型バイクの競合であるRoyal Enfieldは、昨年から既に動いており…順調にバングラ国内生産の大型バイクが市場に投入されれば、市場拡大につながると見ています。
四輪・中古市場
このところ、新しいことを仕掛けたいと考えているのがバングラデシュ国内での中古車・二次流通です。
背景としては:
・圧倒的に中古車市場(ほとんど日本メーカー)
・インドをはじめとする他国でボリュームゾーンである100万円以下の新車セグメントが、非常に小さい(インド製の自動車が売れない)
・思い切り安い新車ではなく、中古の日本車の二次流通に高い需要(結果、値崩れしない)…※
※友人が「6年前に4年落ちで購入した日本車の中古、当時140万円」に対し、現在「100万円」の値が付く、と。驚きのリセールバリューの高さはです。
政府の中古車規制の動向を注視しつつも、向こう数年はまだまだ中古車が市場にプールされること。かつ、5年規制があるために、質の良い中古車が多いこと。二次流通への需要が、安い新車へのそれを上回ること。
この辺りを踏まえて、今年何か始めたいところです。
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