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ショートショートエッセイ(せわしなく、師走ver)

今の時刻は 2022年12月31日23:49:50である。ワタシの悪い癖で、なんでも先延ばしにしてしまったせいで、巷では重要なイチネンの振り返りイェーイイェーイが遅くなった。んまあみなさま年末いかがお過ごしですか、水が今日もうまい。

中学時代

12月に入って、中学時代からの友人に会う機会が多くなった。みんなひさしぶり。彼ら彼女らに会うと、私の中学時代が空白的で断絶的なものでなかったと、少しホッとする。

思えば、卒業した中学には受験して入った。中学受験するところにしては珍しく高校がなかったが、とても楽しそうだったので小学生の頃は学業に励んでいたのである。結局私は中学時代のほとんどを棒に振ってしまった。ただ、そこに後悔はない。苦労していた自分を思い出すたびに唇を噛み締める。あの頃は戻ってこないが、幸い交友関係には恵まれた。それが救いだ。今もなお、ワタシは中学生活に執着しているのかもしれない。その青春の延長をいまだにふらついているが、まだその日々に浸らせてもらうとする。

大変ッ!!

今年も大変だったが、一番年末が大変だった。今はあんまり言えないけど、家がものすごく大変なことになっていて、その対応に励んでいる。発覚したのが25日であって、ワタシは面食らいすぎて、予定がすっ飛んだ。飛んだメリークリスマスである。来年もこのゴタゴタが続く予定なので、大変である。

年末

永い永い睡眠から目覚めると、そこはあたり一面の年末であった。行き交う誰もが地に足をつけず浮遊する中、私は土の中へとまた潜るのであった。

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