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守破離の活用


学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

本日は「守破離の活用」というテーマでお話します。


「守破離」とは?


最初は「守る」、次は「破る」、その次は「離れる」 です。


学生時代は”言われたことを守っていく”

ぼくたちは子供のときからさまざまなものがクセづいていて、最初はブレーキの掛けかたを教わります。

赤信号を渡ったら、危ないですよね。ですから、止められます。

火の中に手を突っ込んだら危ないので、「危ないよ」と言われ、
友達との接し方についての”超えてはいけない一線”であったり、
「人のもの食べちゃダメだよ〜」であったり。

親からブレーキの掛けかたを教わり、だんだんと社会に溶け込んでいきます。

人のものを食べてはいけない。人のもの飲んではいけない。
人のもの使うのなら、許可を得る。 etc…

教りながら、いろいろ覚えていきます。


子供のときはブレーキの掛けかたを教えてもらうのですが、社会に出ると今度はアクセルの踏みかたを教わります。

どうやったら進めるのか?を、今度は親ではなく別の人から教わり、進む方法を覚えていく。


さまざまなレールが用意されている中で、進むときのステップとして「守破離」が大事で、自主性が必要になってきます。

以前、「フリーランスの時代が来ていて、自発的に動いていくからこそ、いろいろなものを掴み取ることができる」と話しました。

「受け身だと、チャンスを掴みづらい」

進んでいきながら、自主性を取っていくのですが、最初はひたすら守るということ。

ある程度模範解答はあり、それを繰り返しやっていく!

ひたすら、守って守って守って、愚直にやっていく。

そのあとで離れていくのですが、守破離はきっちり別れているものではなく、常に同時進行。

つまり、今自分が何を守ってやってるか?が明確にわかっていることです。
この人の言うこと聞いて、これを守って行こう!

それと同時に破っていく準備も必要です。

今までずっと守って来たので、「この出来事やこのプロジェクトは破っていく段階だ」となる。

自分自身で応用をきかせたり、自分が責任を取っていくポジションになっていき、離れる。
常に同時進行になるようにしましょう。


ぼくで言えば、最初はフリーランスでいろんな物事を進めていく中で、
フリーランスの師匠から教えていただくことはしっかりと守り、
会社員で上司から教えてもらったことからは、徐々に離れていきました。

もちろんしっかりと会社員の仕事をしながら、自分の休みの時間を活用してやっていくのですが、
会社員の価値観からはだんだん離れるようにし、新しいことに取り組んでいく。

そして会社員を卒業。フリーランス一本で働いていくぞ!となりました。

そのときは自分で責任は取って来ず、フリーランスでも言われたことをやっていましたが、破っていく段階になり、言われたことに対して、応用をきかせていくようにしました。


そこにいるチームやグループのステップが上がっていくと、見え方も変化してくる。
結果が変わってくると、呼び捨て→”さん付け”になっていきました。

自分の周りでも、今までタメ口だった人がどんどん出世していくと、
”これ、さん付けしないとおかしい”という雰囲気になってくる。

ポジションが入れ替わっていて、周りの人から見ても変な空気になってしまう。

年齢が下であっても実力があって、その人にタメ口で話していると、周りからの見え方が変になってしまうので、このような状況も臨機応変に対応していきましょう。

そのポジションになったから、いきなり離れたり、いきなり破るというわけではなく、徐々に変化していきます。

守破離のステップというのは、グラデーションがかかっている感覚で、切り替わっている。


ポジションを任されたからといって、「俺リーダーだから〜!」といきなり権威を利用した態度をとると、おかしなことになります。

ポジションの力も使いながら、グラデーションをうまく使い、変化していく。

”いろいろなものを同時に活用していくこと”が「守破離」ですので、基礎基本を守りながら、応用をきかせ、反復して、成長していきましょう!


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