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聞き上手

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


今日のテーマは『聞き上手』です。
基本的には話す人の方がリスクを取っていますが
”聞く力”、”話し手の話を引き出す”というのも大事です。

”聞く”というのを勘違いしないでほしいのは
無言になることではないということです。

”リアクションをとにかくしまくる”ということで、話しながら聞くということです。
聞き手に撤しようとして無言になることは
聞いてないことと同じです。

それは完全に傍観者になってしまいます。

聞き手もプレイヤーですから、MAXでリアクションをしまくることが
聞く方もしっかりとリスクを取って、パワーを込めて聞いているということになります。

このとき、相づちが重要になってきます。
なにごとも120%くらいの
「あ~」「マジすか!」「うぇ~!」とかで
声を裏返してみたりとか。

たまにリアクションや聞き上手に徹しようと決めている人は
リアクションをしている自分に酔うという状態も一度経験します。
楽しくなりすぎちゃって、話し手を逆につぶすという(笑)
一度は経験していくと良いですね。

ものごとは振り切ってスタートして、
失敗して落ち着いていきます。

だんだん慣れてくると、絶妙な
自然体なリアクションになっていきますので
まず最初はオーバーでちょっとうざいくらいでOKです。


逆にダメなリアクションというのは、”止めるリアクション” です。

会話の流れのリズムや空気を止めてしまうというのはマズイです。

よくあるのは「で?」とか「オチは?」や、
「はいはい」と返事を2回してしまうなどです。
「それ、聞いたことあります」
これも止めるリアクションです。

会話のリズムがよくないときや、あえて会議やミーティングなどで
話を前進させていくのに中断をかけるときはもちろんあります。

会議やミーティングなどでは時間が限られているので
脱線を楽しめないですが、
会議やミーティングと、飲み会の場のコミュニケーションは全く違うということです。

飲み会などでは脱線はめちゃくちゃ楽しんだ方がいいです。
そこから育っていく脱線話がとにかく面白いです。

会議やミーティングのように、会話を止めるようなリアクションをすると感じの悪い自分になってしまいます。


聞き上手というのは、”相手にもっと喋りたくさせること”です。


大事なことは、"話し手の話に勝たない"ことです。
「俺の方がすごいぞ」みたいな、なんでも勝ちたがりな人がいます。
そうすると、話す人が面白くなくなってしまいます。
これも話を止めるリアクションのひとつになってしまいます。


自分も言いたいことや、感想もあるかとは思いますが、
聞き上手になっていくときはそこは飲み込んで心から「へー!」「すごいなそれ」「めっちゃ学びになるわ」とか、
どんどん掘り下げていくように会話をしたり
「ちょっとそれメモさせてもらっていい?」と言って
手書きで書いていくということが相手の話をより引き出していきます。


ぼくも、20代後半くらいのときは、出版などをされている著名人の方の講演会みたいなのによく参加をしていました。
必ず僕は前の席を取っていて、その方が目立つし、同じ1,000円や2,000円を払っているのならばもちろん前の方が良いです。

音楽などのライブは前の席の方が高くていい席です。
後ろに行くほどステージの人が小さく見えて安くなります。

セミナーですと、前の席だろうが後ろの席だろうが同じ値段のことのほうが多いです。
何千人、何万人の講演会でしたら前の席と後ろの席の値段の差があると思いますが
100人や200人ですと、どの席だろうが同値段ですので、
当然一番前に座ったほうがより話を聞けます。


ひたすら僕がリアクションしながら聞いていたときがありました。
すると、公演が終わってから話し手の方が僕のところに来てくださって、
「あなたのおかげで今日の講演をがうまくいきました」
「あなたと2人で喋っているように感じて、うまく喋れました。名刺を交換していただけますか」と言われて、
次に繋がっていく経験を得ました。


リアクションをして話をどんどん盛り上げていくためには、
相手を滑らせないということが大事です。

おもしろい話があるかではなくて、すべらせないリアクションがあるから面白くなっていくのです。
場の空気を温かくするには、滑らせない聞き方というのが大事になり、
笑いの沸点は極力低めだと良いです。

ついつい、お笑い評論家になってしまうと
「オチは?」みたいになり、
雑談の場でも空気が悪くなってしまいます。

より相手を盛り上げていくリアクションをして
楽しい場を作っていきましょう。


映像制作FIVE
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