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理屈よりも感情

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

今日は『理屈よりも感情』についてお話していきます。

理屈で話ができる上に、さらに感情を意識して話ができるようになると、たくさんの仲間や応援してくれる人たちが増えていきます。

ひとつ、ぼくの好きな感動するお話があります。
就職先の社長が入社説明会で話していた、
北海道にあるケーキ屋さんでのことです。

ある男性が一生懸命仕事をこなしていました。
その日は男性と奥さんとの結婚記念日。
はやく終えて帰るために一生懸命取り組んでいましたが、
直属の上司があつかっている仕事の案件でトラブルが発生し、
残業せざるを得ない状況になってしまいました。

ケーキ屋さんの営業時間は20時まで。
一生懸命に仕事をして、なんとか19時50分に終わり走って向かったのですが、
到着したのは20時10分…
シャッターが降りていました。

「もっと段取りよくしておけば良かった」
「悔しい」

という気持ちと、申し訳ないという気持ちで家に帰ろうとしたところ、
なんとそのケーキ屋さんから人が出てきたのです。
お店の人かもしれないと思い声をかけたところ、
そのケーキ屋さんの店長だったのです。

「結婚記念日で、、
ケーキを売ってもらえませんか??」

とダメもとでいったところ、
店長は「わかりました、少々お待ちください」
と言ってお店へ戻って行きました。

15分ほど待つと、
ガラガラガラガラとシャッターが開き、
いらっしゃいませ
と店長が出迎えてくれました。

もう帰りの状態で私服だった店長が制服に戻っていたのです。
店内も通常営業の状態に戻っており、
男性はとても感動をしました。

閉店後にもかかわらず普通の接客を目の前でしてくださっている。
嫌々な気持ちなども一切なく、
心から「ようこそ」という気持ちでケーキを販売してくれたのです。

家に帰り、
「今日は残業でケーキ買えないと思ったらあそこのケーキ屋の店長さんが対応してくれたんだ」と奥さんに話したところ、
「そうなの!すごいケーキ屋さんだね!」と。

北海道ではどこにでもあるような
チェーン店のケーキ屋さんだったのですが、
この出来事をきっかけに北海道で一番売り上げの高いケーキ屋さんになったのです。

”結婚記念日のために買ったケーキ、
閉店後にもかかわらず通常営業で対応してくれた話”

ウワサがどんどん広がっていき、
あそこのケーキ屋さんはすごいぞと評判になり、
ケーキの味” というよりも”店長さんの人柄” に人が集まってきて、なにか応援したいという気持ちが芽生えてきました。

理屈との大きな差は”感動をつくる”ということ。
感動をつくる方法は “そこまでやるか” ということをやること。

“そこまでやる”のなら力を貸したい、
ここであなたの本気度が試されます。

理屈で話す人は、どんなに素敵なプレゼンテーションや納得のいく動機づけをしたとしても、
”感動” がないため、 ”やらされてる感” がでます。
確かにやったほうがいいよなという気持ちで、
ワクワクはしていません。

さらに相手の方が知識が豊富で理屈で伝わらなかったとき、
「君は全然分かっていないな、そんなことじゃ上手くいかない」
と自分がしたプレゼンテーションに対して反発されてしまいます。

“感動をつくる”プレゼンテーションをすると、
自分より頭のいい理屈やの人はどう反応するかというと、
「全然分かっていないな、なにか手伝ってあげるよ」と仲間になってくれます。

ぼくの周りには「そこまでやるか」という人であふれています。
ついつい力を貸したり、心が動いてしまいます。

あなたがちょっとしんどいな、きついなと思ったときは
“そこまでやる” 変化のチャンスなので行動していきましょう!

それではまた!


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