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ファンドレイザーに、俺はなる!

なんか強そうじゃなかろうか、ファンドレイザー。。。

最近、Twitterのプロフィール欄に「ファンドレイザー見習」と入れたのだが、見習である。資格もまだ取っていない(協会の認定試験がある)。ファンドレイザーとは主にソーシャルセクターで、お金や人などのリソースを、社会課題にコミットさせるために働きかける仕事と理解していて、平たく言うと、寄付集めとか、ボランティア集めとか、そういうことをやっていく仕事かなあと思う。

なかなか茨の道っぽい。

Webデザインでキャリアスタートして、グラフィックデザインやエンジニアリングに手を出し、いくつかのメディア運営やって、マーケティングの会社で設計やって、ソーシャルセクターでプロジェクトやってたので、ファンドレイザーという仕事とは、40歳過ぎてのセカンドキャリアとして、相性良い気がしている。

僕の個人事業は僕の身一つなので、外部企業や組織のアセットやリソースを借り受けないと、面白いことはできない(これまでもずっとそう)。そんな中で、言わばこれまでの集大成、「総合格闘技」として見つけた仕事がファンドレイザーだった。カナエールというプロジェクトでのプロモーションの経験もあり、ソーシャルセクターでの企画や設計の仕事は取り分けやり甲斐があると感じる。

社会的養護を経験した若ものの支援、という僕が30代に抱えていたイシューについても少し手を離してしまっていた。支援、と言っても僕は基本的には対人支援には関わらず、バックオフィス的なサポート専従なので、そういう意味でも、ファンドレイジングという仕事は相性が良いと言える。

まずはお世話になっているNPOで、プロジェクトのプロモーションやファンドレイジングのプランニングに関わることができることとなった。元々、Webサイトの運営サポートはしていたのだが、その契約をファンドレイジングへ拡充する形だ。時給ベースで週1くらいのコミットになりそうだけど、楽しめそうな気がしている。

加藤康祐企画設計という屋号で活動しているものの、これまでの実態というのは企画 1、設計 1、制作 8というような按配だった。なかなか頭脳労働だけで稼ぐことはできず、僕は成果物を納めることで稼ぐ形を取ることが多かった。そういう意味では時給の仕事は、企画や設計の仕事にも対応しやすい。これはありがたかった。

ゆくゆくはファンドレイジングに困っているNPOなどの組織のサポートを、これまで中小企業の課題解決に取り組んで来たのと同じように、ITとクリエイティブを両輪にしながら、対応できるようになっていきたいと思っている。そうなのだ、ファンドレイジングという目標を掲げても、要求される課題解決へのアプローチはこれまでとなにほども変わらなそうなのだ。より幅の広い裾野が広いソリューションの提供が必要になって来そうだけれども。

ファンドレイジングに必要そうなことを書き出してみた、まだまだ色々ありそうだけど

「海賊王に、俺はなる!」じゃないんだけれども、「ファンドレイザーに、俺はなる!」というスローガンを置けることで、抽象的なビジョンみたいなものを掲げるよりも動きやすくなった気がするし(とても具体的になった)、周囲とも関わりやすくなった気がする(わかりやすくなりましたよね)。まあ、とは言え、ファンドレイザーとしての経験はほとんど皆無に等しいので、本当にゼロベースでこれからの話なんだろうと思うけれども。

ダイナミックに、仕事できると良いな。

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