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レンタルショーケース-どの段がおススメ?-EP.006-

自分に合うレンタルショーケース屋さんを見つけました。
置きたいアイテムも定めました。

では、いざ置きました!!

でも売れへん。。。

といったパターンにありがちなのが「ケースの高さ問題」

置いてる商品は良いのに売れない。

目線の高さなのに、何故か売れない。

こう言った問題の時は大概「置いてるアイテムとケースの高さ相性が良くない」パターン。

今回は1タワー4段と仮定して、各高さのメリットとデメリットをご紹介。


1,その目線がデフォルトになって生きてみたい-最上段-

身長175cm前後の人がおそらく目線の高さになる最上段ケース。

高身長の人がストレスフリーに見れる高さという事から、欧米人やヨーロッパ系の人に買われやすい高さと言われています。

一方比較的身長が低い女性からは見辛い位置になっているので、女性向けグッズや、欧米等では流行ってない作品を置いても反応度はそこまで高くないです。

とはいいつつも、回遊中は視界に入る位置なので、インパクトあるアイテムや、探しているアイテムということであればだいたいは目に付きます。

ケース家賃は店舗のコンセプトによりけりですが、欧米人が多い店舗は高めの設定してたり、目線の位置よりは安かったりとバラバラ。

ただ、失敗しにくい位置ではあるので比較的初心向き。
(オススメ度:☆☆☆☆)


2,よっぽど商品間違えなければ無敵-上から2段目(目線)

身長170cm前後の人の目線ドンピシャに入るのが上から2段目のケース、通称"目線"

目線は基本的には何をやっても売れます。

何をやっても売れるというのはあくまで「お客様が欲しい商品で、納得行く値段で置いてある」という事が大前提で、
例え目線だからといって「誰もがドン引くようなボッタクリ価格」が絶対売れるというわけではないです。
※売れる時は売れます

目線ショーケースオーナーさんが陥りやすいのが目線という慢心故の価格と売れ筋調査不足
最初にらビギナーズラックみたいな形で売上取れると「なんでも売れる」と勘違いしてしまい、だんだんとコンテンツと提供価格が悪くなり売れなくなる。

そして何故売れなくなったのか分からなくなり、やりくり出来なくなって退店というのがありがちなパターン。

裏を返せば「ちゃんとやればちゃんと安定して売れる」高さ。

その分、ケース家賃は一番高めの設定になっているので、ある程度リスクも必要。
しっかりとプランを練って運用出来るのであれば絶対に確保しておきたい位置。

(オススメ度:☆☆☆☆☆)


3,以外と見にくい高さながらも可能性無限大ポジション-上から3段目

この位置になってくると身長どうこうというより、じっくり見るには「中腰」がマストとなる高さ。

遠目から見る分にはしっかりと目線には入るが、近くを通った際は「上から二段目や最上段に目線を奪われてしまうと視界に入りづらい」難易度高めなケース。

一見ネガティブな要素が多い高さではるが、実は無限の可能性を秘めている高さとも呼ばれており、
大人の中腰の高さ=子供の目線の高さ←とも捉える事が出来る。

上手いショーケースオーナーさんは、この位置に「子供の反応度が高いグッズを仕込んで立ち止まってもらったり」と、
「創意工夫すれば着実に売れを作れる楽しい位置」として、一定の評価がある。

もちろん目線の高さよりケース家賃も安めなので運用もしやすく、「人気グッズは持っていないけど、人より工夫して売りたい」と言ったオーナーさんには非常におすすめ。
(オススメ度:☆☆☆)


4,いかにして"しゃがませるか"がキモ-上から4段目(最下段)

ケース家賃は最も安いながらも、最も売りが作りづらいケースと呼ばれているのが「最下段」

遠目から見れば視界には入るが、近くを通った際は下を向かない限りは「まず意識がいかない」最難度ポジション。

上の段と同じラインナップで揃えたとしても、この位置で展開してしまうと見られる確率が一気に下がり、売れが立たない日が続くのは当たり前。

ケース家賃がどの段よりも一番安いのが最大のメリットですが、それなりに覚悟は必要なので初心者にはあまりおすすめ出来ません。

ネガティブな部分が多めではあるのですが、結局の所やり方次第。

「もうちょっと売上取りたいけど、目線の家賃でやるにはコストが。。」

「いらないアイテムを現金化したいから、安値で捌きたい」

「メインケース用の、ストック置き場兼売れたらラッキーぐらいに使いたい」

最下段を上手く活用している人を見ると、「あまり高望みせずに、メインありきのサブ」みたいな立ち位置で運用している方は多いです。

(オススメ度:☆☆)


・まとめ-高さだけとは限らない-

高さ毎のメリットデメリットを挙げてきましたが、売れる要因、売れない要因全てがケース高さが全てではないので、そこはご注意。

細かい事を言えば契約したケースの位置、季節、周辺のケース状況によって左右されます。

そこの部分についてはおいおい別記事で。

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