モヤモヤ
お仕事がなかなかに忙しくコメントを返せなかったり皆様の記事に伺えなかったりと無礼を申し訳ありません。コッシーの腰の状態が良っしーになる頃には完全復活するつもりです。しばしお待ちを!
こんにちは、コッシーです。
今日の記事はここ最近僕が率直に感じたことを正直に綴らせてもらいました。もしかすると不快に思われる方もいるかもしれませんが、決してうつ病をはじめとする精神疾患を非難するつもりは全くありません。予めご了承いただけると幸いです。
さて、うちのデイサービスの管理者のYさん(50代男性)ですが、5月頭頃に出勤前に動悸が止まらず病院受診をしてうつ病と診断されそのまま休職することになりました。
これは正直僕としてはかなり意外でした。Yさんは本当にマイペースで仕事をされる方でほぼ定時で帰っていました。管理者としてスタッフをまとめる立場にはあったものの、現場責任者の別のスタッフに一任されているところがあり、そこまで負担はかかっていないように見えました。
ただ、こういう苦しみは本人にしか分からない事もあり、『うつ病』と診断されたからには、会社としてはお休みしてもらいゆっくり静養してしっかり治してもらわないといけません。
決して潤沢な人員で業務を行っていたわけではないデイにとって、管理者の急な脱落はかなりの負担を強いることになりました。それでも僕も運転手をするなど全員で協力してこのピンチを乗り越えてきました。
幸い新しく採用をすることができ、この2か月で新たな体制で落ち着いて運営ができるようになってきました。
Yさんとは定期的に面談をしておりました。休職当初は、「全然眠れない」「薬が増えた」「時々冷や汗が止まらなくなる」など体調は思わしくありませんでした。そのためなるべくYさんの精神的負担にならないように仕事の話は一切せず、ただYさんの話を聞いていました。
休職して1ヶ月くらい経ってくると徐々に回復の兆しが見られてきました。「眠れるようになってきた」「釣りに行ったよ」「孫にポケモンカード買った」などかなり活動的になってきました。
その頃から少しずつ仕事の話をしていきました。
僕としてはYさんには管理者を外れてもらい違う部署に異動をして欲しいと思っていました。デイの現場もYさんには戻ってきてもらいたくない雰囲気があり、その中でYさんが再びデイで勤務するとなるとYさんにとってもまた精神的に負担がかかるのではないかと懸念していました。
ただ社労士の話では、やはり本人の意思が1番大事だとのことでした。仮に管理者を外したいのであれば、病気ではなく別の理由が必要になる可能性があるとのことでした。
病気以外に管理者を外すはっきりとした理由が見当たらないため、もしYさん本人がデイに復帰をしたいと言うのならば、その意思を尊重するしかないかなと思っていました。
休職して1ヶ月半が経った頃には表面上は以前のYさんとは変わらない明るさがみられるようになりました。病院の先生からも「そろそろ復帰を視野に入れてもいいですよ」と言われたとのことでした。
とりあえずこちらの考えは伏せて、Yさんに今後どういう仕事をしたいかを聞いてみました。Yさんは全く迷う様子を見せず淡々とこう答えました。
「仕事は何でも良いけど責任のある立場は無理だと思う。いつこうやって休むか分からないしね」
まるで他人事のように話す姿にある種の狂気を覚えました。
これももしかしたら病気の影響があるのかもしれませんが、とにかくYさんからは「責任のある立場は無理」という希望を聞けたわけです。
僕の考えと本人の希望が一致しているのであれば話が早いと思い、Yさんには別部署への移動の話をしました。Yさんは二つ返事で受け入れてくれたようにみえましたが、「ただ…」と別の希望を二つ話し始めました。
一つ目が給与の件でした。
管理者も外れるし別部署にも移動するが、給与を下げないで欲しいとのことでした。今以上下げられると生活が出来なくなると言われました。
給与というのは例外はありますが、基本的にその方の業務や責任などに応じて決められます。当然責任のある立場であればあるほど基本給や役職手当が高くなります。
Yさんもデイの管理者としてそれなりの役職手当をもらっていました。しかし管理者を外れるとなるとやはり役職手当も下げざるを得ません。責任のある仕事をしてもらっていないのにそのままにするわけにはいきません。
そのことをYさん自身も分かった上でお願いをしてきていると思いますが、そこは正直ずるいと思いました。
Yさんもなりたくて病気になったわけではないことは重々承知していますし、長い間一緒に働いていた仲間ですから同情もしています。だからと言ってその役割を放棄した人にこれまでと同じ給与は会社としては払うわけにはいきません。
本当に申し訳ないとは思いますが、その希望には副えられないとYさんにはハッキリと伝えました。
Yさんは納得いかない顔をしていましたが、渋々了承しました。
もう一つが空き時間にデイサービスに手伝いに行っても良いかという事でした。
急に休んでしまいみんなに迷惑をかけたし、現場は大変だと思うから少しでも助けることが出来れば、とYさんは言っていました。
確かにYさんが来てくれたら助けてもらえる事はたくさんあるでしょう。しかし僕はキッパリと断りました。
今、現場はようやくYさんが抜けた新体制が機能し始めています。そんな時にYさんが気まぐれで現場に訪れるのは現場に混乱を招くと思います。
利用者もYさんが戻ってきたのか、そうじゃないのかよく分からなくなると思います。
それに、Yさんは「現場を助けたい」と言っていますが、もちろんウソではないと思いますが本音は別のところにあると思っています。
結局許されたいんだと思います。
あの日突然リタイヤしてしまい現場に多大な迷惑をかけたままフェードアウトするのは、自分の印象があまりに悪すぎるのだと自覚しているんだと思います。
それが現場を手伝うことでなんとなく許されたような、罪を償ったような気がするのではないかと邪険してしまいました。
とりあえず、Yさんは別部署で7月から復帰をしています。
しかし、病気のせいなのか、もともとの性格のせいなのかは分かりませんが、こういう身勝手な意見が少し目立ちます。
病気から復帰したばかりの人にあまり強く言ってはいけないと思うし、しばらくは様子を見守っていきたいと思っていますが、めちゃくちゃモヤモヤしています。
言葉を選ばずに言うのならば、辞めてもらっても良いくらいに思っています。
Yさんが休職していたのは2か月間でしたが、その間にYさんから「現場は大丈夫?」と聞かれたことはただの一度もありませんでした。
それが精神疾患だよ、と言われてしまうと何も言えませんが、本当にモヤモヤしながら日々を過ごしております。
久しぶりに更新したかと思えば愚痴ばっかりの記事になってしまい本当に申し訳ありません。
次回は明るい記事が書けたらと思っていますので今日はご容赦ください。
忙しい日々が続いておりますが、元気に頑張っています!!暑くなってきましたので皆さんも体調には気を付けてお過ごしください。
あと腰も大事にしてくださいね。
現場からは以上です。それではまた。
コッシー
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