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遊びの天才

明日、家を解体するため、部屋中をキャンバスにして遊んだ。
長男のお友だち2人を預かり一緒に制作開始。

いつもは「パパ描いてー」の息子が、
なんの迷いもなくほぼひとりで描き続けていた。

紙だと創作意欲がわかなくても、
環境や道具次第でスイッチが入るもんだ。

お友だちふたりはずっと絵具や色水の実験をしていた。
そこに描きたいものを描き切った長男が合流。

長男にわるのりスイッチが入り水遊びが始まった。
案の定、水をこぼして床をびちゃびちゃにする長男。
そして、お友だちに怒られる。

最後にみんなでペタペタ手形を付けて、
絵具を落とすため一緒にお風呂に入った。

お風呂では、海洋生物のフィギュアで遊んだ。
誰が何匹サメを手にするか真剣に話し合う男子3人。

お風呂上りは、昆虫のフィギュアで遊んだ。
誰が強い種類のカブトムシとクワガタを何匹手にするかでもめる男子3人。

そのあとは恐竜かるた。
何が何でも勝ちたいため、私をチームに入れようとする長男。
そして、ずるいともめる男子3人。

そして、UNO。意外とルールを守って普通に楽しむ。
おやつタイム。
ひとときの平和。

しかし、平和はそう長くは続かない。発散のため外遊びへ。

粗大ごみ処理のため庭に出していた冷蔵庫を発見。
もちろん中に入る男子。
そして、入る順番でもめる。

もめごとはこやし。

今日一日だけでもどれだけ成長したことか。

今度は庭にある柿の木をみつけた。
とりたいというので、私が切り落とす柿を子どもたちが虫取り網でキャッチして遊んだ。

その後は、カナヘビを捜索。
みつからなかったが、かわりによくわからない部品をたくさん集めてきた。

部屋に戻ると紙飛行機とお絵描き。

「ヘラクレスオオカブト描いて-」

「今度は僕にコーカサス描いて!」

「僕にネプチューンオオカブト描いて!」

「薄く描いて!なぞりたい!」

「ツノ足しちゃおー!見て見て!最強のカブトムシになった!」

私ひとりで20匹以上は描いたか。

解散の時間。というかとっくに過ぎているのだが、

「帰りたくない」

「泊まる」

「また明日、遊ぼうね」

子どもは遊びの天才だ。

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