出産が一番ではない⁉妊娠~産後1年間で個人的にツラかったことベスト3
はじめに記載しておきますが、これから書く内容はあくまで個人的なランキングです。
人それぞれ症状や感じ方が異なるため、私のいち体験としてご参考にされてください。
それでは、妊娠が判明してから、産後1年間まででツラかったことベスト3を発表します。
第3位:出産
なんと出産は第3位です。
出産が大変じゃなかった訳では決してありません。
ただ、出産を上回るものがあと2つ存在しました。。。
出産ですが、私は無痛分娩をしました。
無痛分娩だから楽ということは決してありません。
子宮口が5、6㎝になるまでは麻酔を打ってもらえないので普通に激痛です。
特に破水後は痛みが倍増し、耐えられない(耐え方がわからない)痛みに変化しました。
爆発的な痛みで苦しく、とにかく呼吸ができない(笑)。
どんな痛みか例えるとすると、、、
戦闘ものの少年漫画で傷を負って”ズキンッ””ブフォッ”と効果音がついているようなあの状況(?)です。
私の体、爆発するんじゃないかと思えるほどの勢いある痛み、衝動が一気に襲ってきて1分くらい続きます。
麻酔薬の注射は全然痛くありませんでした。陣痛が痛すぎて、「はよ注射せい!」と心の中で叫んでいました(笑)。冷たい液体が背中から入ってきたな、という感覚です。
私の場合は、計画分娩だったのですが、朝9:00から陣痛促進剤を入れ、12:00過ぎに担当医によって人口破水、14:30頃に麻酔注入、15:40に産まれました。
本当はあと30分~1時間程かかる予定でしたが、途中で赤ちゃんが苦しいサインをだしたので、吸引分娩となりました。
産んだ後に知ったのですが、無痛分娩といっても産院によって方針があり、完全に痛みをとるところもあれば、痛みを和らげはするものの残すところもあるようです。
ちなみに痛みを残す理由は、痛みを完全にとってしまうと、特に初産の場合はお産が進まなくなることが多いためのようです。その場合は、お産を進めるため促進剤を入れるそうです。
私の病院は初産については痛みを残す方針だったようで、産み切るまでヒィヒィ言っていました。(同日同産院で無痛分娩で出産した第二子以降のママたちは「全然痛くなかった~」と言っていました。)
第2位:産後のおっぱい(母乳が軌道にのるまで)
これは完全に盲点でした。
誰もおっぱいが痛くなるなんて教えてくれないし、ネットで情報も拾えておらず、産後びっくりしました。
無事に初乳も出て、順調に母乳が軌道にのっているかな♪と思った産後3日目あたり。朝起きると病院着がびしょびしょに下の方まで濡れている事案が発生。何事かと服をめくると、おっぱいから母乳が滴り落ちていました。
ちなみに、母乳は人によって個人差が大きく、あんまり母乳が出ない人もいます。どうやら色んなママと話していると、私は母乳がよくでる方でした。
母乳が軌道にのるまで2か月間程かかるのですが、それまでは需要<<<供給な日々が続きます。赤子が寝ていても母乳は作られ続けます。そして、飲まれないと乳腺に母乳が溜まり成分が固まって胸がパンパンになって固くなり、熱を持ちます。腕を上げたり少し動かすだけでも激痛です。
赤子を起こして飲んでくれれば問題ないのですが、深い眠りについている時はどんなに起こしても起きてくれないときがあり、その時は地獄です。搾乳機や手で絞ってもうまく絞り切れない部分があり、腫れていきます。
助けてくれるのは赤子か助産師さんの魔法の手です。
私は2回助産院でお世話になりましたが、助産師さんのマッサージは魔法のようでした。
全然痛くなく(つまりを乳首から取り除く部分だけチクッと痛いですが)すごい手際よく進めてくれます。
とにかく、もし乳腺が詰まっておっぱいが痛くなったら、病院の母乳外来ではなく、まずは助産院に行きましょう!マッサージで乳腺の詰まりをとってくれます。病院は薬を処方したり、詰まりが凝り固まってしまった後の処置がメインとなるようです。(発熱した場合は病院へ!)
産後、母乳が詰まっておっぱいが痛くてたまらない時の対処法の記事は別途記載したいと思います。
第1位:つわり
これは圧倒的1位です。
できることならもう経験したくない。
なにがツラいかというと、意識がある間中ずーっと気持ち悪いのが2か月ちょい続くことです。朝起きてから布団に入って意識がとぶまで、ずっと船酔いしている感じです。そして時々吐き気をともないます。
食欲もありません。むしろモノによっては食べ物をみると気持ち悪くなります。料理番組、インスタの料理投稿、この世には料理が溢れています。料理を扱っていない時間帯の番組はないほど。チャンネルを変えるとどこかの局が必ずと言っていいほど料理を使う番組を流しています。
外食に行った際のメニュー表を見て気持ち悪くなった時は”末期だ......。”と思いました(笑)
つわりにも色々種類があって、私は匂いにとても敏感になりました。特に人工的な香料で気持ち悪くなりました。シャンプー、リンス、ボディソープ、ヘアオイル、基礎化粧品、洗濯用洗剤、柔軟剤etc。お風呂時間がかなりキツかったので、お風呂に入る時は口呼吸にしていました。
あとはここだけの話、夫の匂いもダメでした(笑)。今まで何とも思わなかったのに、急に獣のような匂いがして、すれ違う時は素早く息を止めて、隣で寝る時は反対を向いていました(笑)。
つわりの時に観ていたアニメの主題歌は、当時の感じ方まで曲に乗り移って、産後1年間くらいは聞くと当時の気持ち悪い感じを思い出す嫌な曲になっていました。
ずっと気持ち悪いと生きている心地がしないんですよね。
それが長期間続くと、体にも頭にもその感覚が刻まれてしまうので、後遺症?的なところも含めて圧倒的に一番ツラかった出来事です。
ランキングは以上です。
どれも違ったツラさなので、ツラさのみで天秤にかけることは難しいのですが、私の傾向としては、長期で続く半殺し的な状態がツラいと感じるのだなと思いました。
痛みだけでいうと出産が一番痛かったような気もするのですが、出産は短いので、結構忘れてしまいます。産後半年も経てばあまり記憶がありません(笑)。
ちなみに、ランキング外の出来事としては、出産時に切った会陰が痛くて座れない、産後夜中眠れない(1歳過ぎても夜泣き続いています)、などありますが全然ランキング外です。
産後いいこともありまして、それはなんといってもなんでも食べられることです。今まで制限していた生ものが解禁されます。お寿司、ローストビーフ、生ハム、半熟卵etc
そして母乳育児の場合は食欲のストッパーが外れます。すぐお腹がすきます。
しかもどれだけ食べても太りません。パラダイスでした。
夫も私と同じように同じものを食べていたので彼は体重が増えていました(笑)。
つわりの時は、自分は変わってしまった……もう元には戻れないのか……なんて気がしていましたが、大丈夫。産後徐々に感覚が戻っていき、産む前のもとの自分に戻れます!
もし今つわりでつらい人がこの記事を読んでくれたら、ひとつ言いたいのは、「大丈夫、今がきっと一番つらいから。乗り越えたらつわり程ツラいものはない!」です。
いや、人によってはとんでもなく大変な出産だってあるだろうし、乳腺炎になったら麻酔無しでメス入れられて激痛だろうし大変なことはあるかもしれません。でも、産む / 産んだ後の痛みって、ツラいけど赤ちゃんに会える / 会えているんです!そこがつわりとの大きな違いだと思います。
これから出産を控えている方のご参考になれば幸いです!
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