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鏡文字、なおしていませんか?

文字を書き始めた子どもって、たまに鏡文字を書きますよね。
皆さん、お子さんが鏡文字を書いたとき、注意したりしてませんか??

結論から言うと、直さなくていいです。
これ、注意とかしなくていいので、そっとしてあげてくださいね。
どうしても言いたかったら、正しい文字を隣に書いて見せてあげる程度で十分です。


って言っても、、、
どうしても「正しい」形・方法を教えたくなるんですよね、大人って。
だって、間違っている部分って、ぱっと目に入ってくるし、
自分の子どものことをおもうからこそ、
正しい文字を教えてあげなきゃって思うんですよね。

でも、これ、子どもの脳の発達からいうと、とても自然な発達過程なんです。
ヒトの脳は、右脳→左脳と発達していきます。
3歳位までは右脳優位で。
4~5歳で徐々に左脳も活性化するものの、まだ右脳優位ものこり、
そして7歳あたりで、左脳優位になるといわれています。

3歳位のこどもって、やたら色んなものをおぼえていたりしません?
電車や駅の名前、ポケモンのキャラ、歌の歌詞、劇のセリフなどなど。
意味も分かっていないものをさらりと覚えて楽しそうに言ってくれたり。
あれは、右脳優位時におこる                     驚異の吸収力を発揮するゴールデンタイムなのです。

鏡文字を書いているってことは、このゴールデンタイムがまだ続いているってこと❤
なので、積極的に一緒に楽しみたい音楽や、九九、漢字、
英語などのかけ流し等のアプローチをなさることをお勧めします。    本人が楽しんでさえいれば、面白いほど覚えてくれます。

子どもは常に成長しています。
大人になった時に、自分が望む理想に近づく能力を得るために。
そして、日々、体、脳、心、言葉、五感、細胞に至る全ての機能を    それぞれ最高のレベルにまで高めるトレーニングをしています。

今日はどの部分を伸ばしている時期なのか、
そして、どの部分の機能が充分に発達していないから、
「今」の彼女には、〇〇が難しいのか。
それを見極めていく。

今日、鏡文字を書いているということは、まだ右脳優位が残っているだけ。
決して「間違えている」のではない。
「今日」の彼女の成長段階においては、正常な反応なのです。

完璧にできなくたっていい。
できるだけ、今娘がどんなトレーニングをしているのかを、
興味深く、楽しく、観察して、
そのままの彼女を受け入れていく。
そんな母でいたいと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

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