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子どもは今を生きている

子どもたちは今を生きている。

朝、保育園に行く時間が近づいてきて、「そろそろ時間だよ」と言っても、おもちゃで夢中に遊び続け、一向に急ぐことはない。

料理の最中に「〇〇取って」と言われて、「ちょっと待って」と返答すると「取って」と言われる。

スーパーで買い物をしているときに好物のバナナを見つけると、「食べる」と叫ぶ。

父が仕事で不在で、「今日仕事で帰り遅いんだって」と伝えても「お父さんに会いたい」と言って泣き出す。

雨の日に「今日は雨だからまた今度公園に行こうね」といっても「公園に行く」と言って玄関で待機する。

うちの娘の主張が激しい部分はあるとして、恐らく、子どもたちが幼いうちは時間の概念がわからないので、未来のこと・将来のことは考えられないのだと思う。

完全に今を生きている。

大人になると、少し先の予定だったり、未来のことを気にして、急いだり、何かしようとしていることをやめたりする。

例えば、先のことを考えて節約したり、貯金をしたり、計画的であることは大事だことだし、必要なことだし、ポジティブでもある反面、先のことを考えて踏み出せなかったり、悩んだり、ネガティブになることもある。

先のことを考えて少し悩んでいたときに、子どもの姿を見て、もう少し今を大事にしようと気づかされました。

未来のために今を疎かにしたら本末転倒。将来も大事だけど今も同じくらい大事。

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