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時計の覚え方①

 軽度知的障害のある子が苦手とする概念の理解。算数と並んで苦手となるのが、時間の理解。
つまり時計を読めて、理解するということ。

まずは時間の概念を教えてきた我が家のstepを共有したい。
[第一STEP]
朝、昼、夜の理解。これは外に出て日中を過ごす事で比較的理解は難しくなかった。
[第二STEP]
長い針と短い針を読む。ここでまず躓いた。子供には目に見えた数字しか言わない。つまり時間の目盛しか言わない。認識しない。長い針、短い針を区別は出来ても全て時間を言う。
 つまり、分の存在を理解してない。

ここでとった作戦は先に理解は難しく、体で覚えるのが良いのでは?と考えた。
そこで何も記載してない時計の紙を印刷して、目盛を書かせることにした。1-12時の12の目盛は記載させて、分に関しては自分が60分分の数字を書き、分の目盛は子供に色塗りさせた。

これにより分の存在は理解出来た。

ここまでのステップで、3時、6時、9時などは判別出来るようになった。そして次の、ステップである時間と分の識別、何時何分。これを読めるようになるのが最終ステップだ。(続きはまた改めて書きたい。)

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