相手の怒りを引き出してしまうコミュニケーションしていませんか?

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「そんなつもりじゃなかったのに」💦

おしゃべりしていて、
なぜかわからないけど、
相手の機嫌をそこねてしまったみたいで、
相手が怒り出してしまったことありませんか❓

わたしには、
数々のエピソードがあるんです(⌒-⌒; )
なんで怒ってしまったの❓
わたしが何か気に触ること言ったの❓
さっぱりわからなかったんです…

あるテレビ番組を見ていてわかったんです❣️
相手を怒らせてしまっていた原因が‼️

ほんとにちょっとした一言なんだけど、
これがあると無いとで、
ぜんぜん相手の受け止めが
違ってくるんだ‼️って見本を
ここでご紹介しますね^ - ^💕


≪あれは数年前。
担当したお子さんのお母さまの怒り≫


「せんせいは、
わたしにできないことばかり要求して、
わたしをいじめてる‼️💢」

って、小児リハにこられたお母様から
泣いて非難されたことがありました。


わたしは、
どうしたらいいかわからなかった。
相手のために、お子さんのために、
役立つアドバイスをしてきたつもりだった。

でもそれは、
その人にとって
『いじめ』と受け取られていたなんて‼️

わたしは、セラピストという立場で、
人にアドバイスするのが仕事だったから、
当たり前のように、
相手に「〜するといいですょ」
「〜をやってみましょう」
って言ってきただけなのに…

実際は、
結構無理難題を
押し付けてきていたんだなぁって、
今、振り返って思ってます。

例えば、
「お子さんが3歳までは、
仕事は辞めて子育てに専念した方がいい!」
なんて(⌒-⌒; )
相手の状況も考えずに言ってるんだから
大きなお世話ですよね〜


≪でも当時は本当にそう思っていたので、
どうしたらいいのかわからなかった≫

いろいろ勉強してみました。
カウンセリングや、コーチング、
魔法の質問、NVC、etc…

「相手に共感して尊重する」
そう学んで、
実践しようと努力してみたけど、
どうすれば共感❓
どうすれば尊重❓
方法論ばかり追いかけて、
なんだかしっくりこないなぁって、
肚落してない状態が続いてました。

≪そんな時、119番通報を受ける消防士さんの
ドキュメンタリー番組を見たんです。≫

たくさんのさまざまな
緊急電話に応答する消防士さんたち❣️

その中で、2人の方の対応の違いから、
大きな学びをもらったのです。

消防士Aさんは、
「救急車を🚑送りましたので、
待つ間にやって欲しいんですが、
まず、〇〇してください〜」
と淡々と電話口の人に
伝えていたのですが、

通報してきた電話口の相手は、
「つべこべ言わずに、さっさと来い!」
と怒り出して、罵声を浴びせて、
ガチャンと電話を切ってしまったのです。


別の電話では、
消防士Bさんが、

「〜っていう状況なんですね。
わかりました。
すぐに消防車が行きますから
大丈夫ですょ。
落ち着いてくださいね。
今できることを、
ちょっとやってみてもらいたいんですが、
いいですか?できそうですか?」

と、相手の状況を受け止め、
確認しながら、
指示を出して、
電話口の人の
「やってみます」という気持ちを
引き出していました。


この2人の消防士さん、
お二人とも、
電話の先の命を救うために、
通報してくれた方がその場で出来ることを、
相手に伝えようと
電話口で心を尽くして
コミュニケーションしていることは
変わりないのに、

一人は相手の怒りを買ってしまい、

一方は、相手に行動を促すことができた。


《この違いを引き起こしたのは、
何だったのでしょう❓》

電話口の相手の性格とか、
その場の状況とか、
緊急事態の方との関係性とか…

いろんな要因はあったと思います。

相手の反応の違いを生んだ
その要因の一つに、

相手の状況を
リアルにイメージして共有するための
情報収集の問いかけと、

相手の状況を理解して
「そうなんですね〜、わかりました」
と受け止めた上で、

やって欲しい行動を提案して

「〜やってもらえますか?」
「〜できそうですか?」と

相手の気持ちを質問して、
答えを待ってから
指示を出したというところが
大きな違いだった思うのです。

この問いかけができるかどうか
その違いは、
相手のことを理解したい、
という共感の願いと、
相手の感情を受け止めて尊重するマインド❤️

あ〜、そういうことなんだ〜って、
深く肚落ちできた
ドキュメンタリー番組でした。



≪「共感と尊重」は、よく言われる言葉です》

このエピソードは
とても分かりやすかったので
ご紹介しました。


私がリハビリに来ていたお母さんの
怒りを引き出してしまったのは、
相手の話も聞かず、
「どうですか❓
やってみませんか❓
できそうですか❓」
って、相手の気持ちを問いかけて
答えを受け止めようとしなかったから
だったんだ、って
やっときづいたのです。


わたしは、言語聴覚士として、
小児リハ部門でお子さんとご家族の
コミュニケーションのお手伝いを
してきました。

その中で、
いろんなアドバイスをするのですが、
なぜか、相手が泣いてしまったり、
怒ってしまうことが続いたのです。

どうもこれは、
わたしの側に
相手の怒りの原因があるのかもしない、
って気づいて、
さまざまな勉強をして
試行錯誤してきて、やっと
わかってきたことがあるのです。

そして、それを実践してみたら、
お母さんたちの
笑顔を引き出せるように
なってきたのです(^-^)💕 


≪「共感と尊重」を大事にした
コミュニケーションのポイントを
3つお伝えします。≫


1.相手の話しをじっくりと聴く

2.相手の状況と求めていることを
「〜ってことですか?」確認する。

3.相手がやったらいいと思う提案を、
「ちょっとやってみたらといいなぁ、
ってことがあるんですが、
お伝えしてもいいですか?」
って聞いて
相手の答えを待ってから伝えてみる。



もし、あなたがおしゃべりしていて
相手の機嫌が悪くなったことがあったら、

この3つができていたか
チェックしてみるといいと思います。

「どうですか❓
やってみませんか❓
できそうですか❓」

あなたのエピソードを
コメントで
教えてもらえると嬉しいです☺️

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