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「なんで、できないの?」は、こっちが聞きたい!

なわとび、鉄棒、ボール遊びなど、
お子さんの運動の練習の様子を見ていて、
「なんで、できないの?」
こんな言葉を投げかけたことはありませんか?

運動に限らず、日常の何気ないことひとつとっても、大人にはとても簡単に思えることが、まだまだ経験・体験の浅い子ども達には、難しいと思えることが、たくさんあります。

できない事実を思い知らされている子ども自身が、「なぜ、できないのか」悩んでいるところに、「なんで、できないの?」なんて声を掛けられても、余計に無力感にかられるだけ・・・。

そんなときは、自分に向けて、この言葉を唱えてください。「この子は、何が原因で、できないんだろう?」と。

練習に付き添っているときにするアドバイスは、だいたい出来るようになるための事柄のみ伝えていませんか?
しかも、それは、一般的な「出来るためのアドバイス」であって、その子が出来るようになるためのアドバイスではないのではないのでしょうか。

出来るためのアドバイスをする前に、何が原因で、出来ないのかを考えてあげて、それを伝えてあげてください。

それから、その為に、何をしたら良いのか・何に気をつけたら良いのかを伝えるようにし、
そのアドバイスされたことを少しでも意識して出来ていたら、十分に褒めてあげてください。

「意識して、やろうとしていたら」でいいんです。
言われたことをやれたらじゃなく、まずは、「意識できていたら」で!

出来てしまう子は、さほど意識しなくても出来てしまうんですが、出来ない子は、まずは、「何をやらなければいけないのか」をしっかりと考えなくてはいけません。

そうすることで、やっと、出来るための練習が始められるのです。
その為に、出来ない原因を教えてあげることが大切になってきます。

ただし、ここで気を付けたいのが、できないことばかりを言い続けてしまうこと。

無力感に駆られるし、できない悪いイメージばかりが頭についてしまいます。

この部分をこうするといいんだよ。って伝えて、根気よく見守ってあげてください。
あまりガミガミと言わないように気を付けてもらえればいいかと思います。

自らに置き換えて考えてみてください。
やらなきゃいけない課題だけを言われてやらされるのと、
どうしてそれをやるのか説明された後に、課題を課せられるのと、
どちらが、その課題に対しての意欲が沸いてきますか?

 練習を見てあげているときに、その子が出来ないと、見ているこっちがやきもきして、つい声を荒げてしまいたくなりますが、それでは、出来るものも出来なくなってしまうので、ゆっくり付き合ってあげてください。

 アドバイスはしているものの、実際自分ができないことって、実はいっぱいあるんじゃないですか?

 そんなときは、子どもと一緒にトライしてみて、できない気持ちを共有してみましょう!

「なんでできないんだろうね」「どうしたらできるんだろうね」こっち大事

本来は
できないことにフォーカスおくより
できることにフォーカスおいてあげる方が大切ですが
できない部分を改善していく際の心持ちとして
”一緒に考える”
を持ってもらえるといいかなと思います

※自分で読み返して、少し誤解を与えてしまう部分もあるかなと・・・
 活字だと伝えたい全てがうまく伝わらないなぁ・・・
 文章力課題です・・・


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