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言葉の獲得 その2

言葉の獲得には臨界期がある。

それには脳の形成される仕組みを知ればなんとなくご理解いただけるのではないかと思いますが、私は脳科学者ではないので詳しいお話は割愛します。

この言語の獲得における臨界期というものは2種類存在します。まずは音の臨界期。つぎに単語や文法構造のリンク付けによる言葉の臨界期。

よく、英語を始めるなら早い方がいいということを耳になさると思います。

が、先ほど述べたように言語獲得の過程からして、まず着目すべきなのは、音なのです。日本語話者にとって英語が聞き取りづらいのは日本語と英語の音の幅が異なるというのが一番の理由にあります。

ただ、聴覚に問題がなければ、基本的に音は毎日触れられる、身近なものでしょう。様々な音を拾うための耳を鍛えるためには、何も英語に固執する必要はないということがご想像つくかと思います。自然の音、人工的な音、楽器など沢山の音に触れてみてください。


それでも、もし英語がいいなと思われるのでしたら、今は英語を簡単に耳にするツールは沢山ありますから、そこで毎日少しずつお家で取り入れることは可能です。

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