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【初note】苦手と思っていた読書が好きになりました

今回は、苦手だと思っていた読書が好きになった話です。

小学生のころ、遊びといえば読書するか外で遊ぶかしかなかった。どちらといえば、家にいっぱい本があって、図書館にも通っていたし、本を読む子供だったと思う。なのに、高校生になると本を読まなくなっていた。「途中で飽きちゃうし、つまんない。読書は苦手。」そんな風に思うようになっていた。

社会人になり、上司からはビジネス書を読みなさいと言われ、自分でも「読まなくては」という意識はあるものの、気が進まず読まないまま数年が経った。

そんな状況だった私は今、読書を再開し、読書が好きで、なんと読書会まで企画している。自分でもびっくりだ。

社会人の皆様のなかには、活字嫌いの人が結構多いんじゃないかなと思う。そこで、なぜ苦手だと思っていた読書を好きになったのか?お伝えしたい。


きっかけ①そういえば、知ることって面白い


私はベストセラー「嫌われる勇気」を読むことを何年間も挫折していた。そんなとき、友達が本解説チャンネルの存在を教えてくれた。

動画では、まとめ上手な方々が10分とか20分でザクッと内容を説明してくれている。わかりやすい、面白い、楽ちん!の三拍子で大変有り難い。有名なビジネス書については大体解説してくれてあるので、動画を観てからもっとちゃんと知りたいと思ったら本を読めばいい。

ということで結局、「嫌われる勇気」は自分には文章が難解だったし、読むのを諦めた。でも、本を通じていろんなことを知るのは面白いなと思った。そういえば、子どものころは、知ることが好きだった。

書店で出会ったとある本に、「人生のすべては書店で買える」と書いてあった。最初はほんまかいな!と思ったが、今では満更ではないと思っている。それくらい本にはものすごい知識や経験が詰まっている。


きっかけ②本との気軽な付き合い方を知った


活字苦手意識をなんとかしたくて、本の読み方を勉強してみた。

すると、「本は途中で読むのをやめてもいい。」「気になったところだけを読んでもいい。」など、いろんな本の読み方があって、もっと気楽に読めばいいんだ!とわかった。

本が手元にあって、いつまでも読まないようなら、その本が自分と合わなかっただけ。

そう思えるようになった。
繰り返しになるが、読みたい本の読みたいところだけ読めばよい。そんな本との付き合い方を知れたのも大きかった。


きっかけ③旅先で出会った面白い人が読書家だった



だんだん自分でも本を読める気がしてきた頃、私は一人でぶらり旅をしていた。そこでとある大学4年生の男の子に出会った。

歳の割に大人びた考えの持ち主で、話をしていると知識が溢れ出てきて、かつ人間味があって大変面白い。言ってしまえば、私はその人のことがとても好きになった。(人間的な意味で)

彼は読書が習慣のようだった。好きなジャンルは小説と哲学。読書が、この人をこのように素敵な人に育てたんだろうな――。憧れと尊敬の気持ちもあって、その人が読んだという本を読んでみた。少しでも近づきたい一心で。そしたら難なく読めた。

そうして社会人になったら読書といえばビジネス書と思っていたがそんなことはないことに気が付いた。小説の存在をすっかり忘れていた。小説を読んでいる人はなんとなく品があって素敵な人が多い気がして、自分も小説を読んでみることにした。そしたら子どもの頃の「面白くて止まらない」感覚が蘇ってきた。読まなきゃ、が、読みたい、になった。

読書にはある程度お金がかかり、その点がネックになることがあるけれど、読書家の彼は図書館の本予約システムを多用しているようで、私も真似することにした。

「人は出会うことでしか変われない」と何かの本に書いてあった。本当にそうだと思う。私は旅先で出会った人に、読書の面白さを思い出させてもらった。


広がる読書の輪

読書には仲間がいると、楽しさが倍増する気がする。読書好きに悪い人はいない気がする。
ということで、今では読書会に参加したり、読書会を企画している。

今度、会ったこともない人たちと読書会をするので、どんな出会いがあるかとても楽しみである。読書のよい点のうち一つは、世代や年齢、その他の趣味が違っても、一緒に話をすることができるところだ。

過去の自分に、本は読んだほうがいいよと言ってあげたいが、そんなことはできないし、変えられるのは未来だけということで、これから読書を通じてより感性豊かに過ごしていきたい。


まとめ〜読書上手になるコツ〜

ここまでお読みいただきありがとうございます。

本が苦手だけど読みたいなと思っている人にむけて、わたしが取り入れて良かったコツは…

・本要約サービスを利用して、それでも読みたい本を読んだらいい。(主にビジネス書)
・本との付き合い方にはいろいろある。全部読まなくてOK。
・自分に合う本と合わない本がある、と心得る。

です。
読みだしたら止まらない本がきっとあるはずです。読書LIFEを楽しみましょう〜!

(2024/04/14追記:今は、小説やエッセイを気分転換に読み、その他は行動のため、アウトプットのためのインプットを心がけています。)


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