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自分の話しばかりしていると嫌われる

こんにちは、コーシローです。
今回は「自分の話ばかりしていると嫌われる」というテーマで話します。

あなたは人の話しを聞くのが好きですか?

「人の話を聞くよりは、自分の話しを聞いてほしいな」

と思う人がほとんどですよね。
誰も相手の話を聞いているよりも、自分の話しを聞いてもらいたいものです。

コミュ障で、話し下手な僕でさえ、自分の話しを聞いてもらいたいと言う願望があるくらいです。
ならば、コミュ障じゃない普通の人はより、自分の話しを聞いてもらいたいはずです。

しかし、自分の話ばかりしていると、周りから人がいなくなってしまうかもしれない。
そんなことを最近ひしひしと感じているんです。

コロナに感染した人の話より、自分の家族が濃厚接触者かもという話

少し僕の話をします。
僕は現在宮城に住んでいます。

宮城は仙台という東北で最も栄えていると言われている県庁所在地があるのですが、その他ははっきりいってど田舎です。
僕はそんなど田舎に住んでいます。

最近コロナ感染者が爆発していますよね。
僕の住んでいる田舎でも、最近になってようやくというか、とうとう感染者が増えてきているんです。

で、僕の街も最近数十人感染する人がいて、都会の他人事では済まされないレベルで、そこまでコロナが来ています。
そして、とうとう僕の会社でも1週間前に初めて感染者が出たわけです。

で、その人が今日1週間ぶりにようやく出勤してきたんです。
どうですかね?

周りにコロナ感染者があまりいない状況で、自分の会社の同僚がコロナに感染したらどんな言葉をかけます?

「大変だったね」
「具合はどうなの?」
「熱は結構出た?」
「毎日家でなにしていたの?」

なんてことを聞きたいですよね。
うん、僕ならというか、普通ならこんな事を聞きたいと思うんです。

まぁ、どう考えても今日の主役と言うか、話題の中心はその人になるのが普通ですよね。

で、一人が真っ先にコロナに感染した人に話しかけたわけです。
その人がまず今日の主役に話したことは、

「僕の母親の会社にも、とうとう濃厚接触者がでましたよ」

だったんです。
いや、マジかと。嘘でもいいから、ねぎらいの言葉をかけてあげなよ、と

確かにその人はいつも自分の話しかしない人なんですが、いくらなんでもコロナに感染した人に真っ先にかける言葉が本当にそれでいいんか、と。

うん、それを話されたコロナ感染者だった人は、言葉がでないという状況でした。
数秒沈黙があってようやく、発した言葉は、

「…あぁ、大変ですね」

でした。
いや、どう考えてもあんたの方が大変だっただろ、と。

熱も出ただろうし、家からも出れない。
どう考えても大変なのは、あなたなんです。

僕がもしコロナに感染して、1週間ぶりに出勤したとき、そんな話をされたらなにか言葉を発することができるだろうか?
僕が何かを返すとしたら、

「はぁ…」

くらいでしょう。
あぁ、こいつは自分の話しをしたいだけで、僕のことなんかどうでもいいんだ。と、そいつのことが嫌いになる。

いくらなんでもそれはない、という話でした。

スネ夫が自慢話をする理由

そう、この話に限らず、自分の話ばかりをしている人って少なからず嫌われているんです。
よく居ますよね、自分の自慢話ばかりをして、他人にあとから悪口を言われている人が。

たとえれば、スネ夫みたいなやつです。
スネ夫の自慢話って、どう考えてもヘイトしか集めていないですよね。

あれって、スネ夫は気づいているんですかね?
ヘイトしか集めていないし、嫌われるし、良いことはないはずなのになんで自慢話をするんでしょう?

多分スネ夫は気づいているんです。
スネ夫はヘイトを集めているのを知っていて、それでも自慢話をしているんです。

なぜなら、それで自分が上に立てるから。
自慢話を聞いているときは、あの流石のジャイアンもただうらやましがるだけ。

いつもは頭の上がらないジャイアンでさえ、スネ夫の自慢話にはなにも言えずにいる。
これが、スネ夫が自慢話をする理由です。

要は、自分の話しばかりをしたい人は、自分が上に立ちたいんだと思います。
自分が先導にたって、自分の話しをすればその場を掌握することができる。

自分の話しをしたくてしょうがない人は、上に立ちたい人。
そんな願望があるのではないかと思うんです。

それでも自分の話しをしたい

それでも人は自分の話しがしたいんです。
だから逆に、質問上手な人、興味を持って自分の話しを聞いてくれる人は好かれます。

僕はコミュ障で、喋ることが苦手。
なので、この質問上手と、興味を持って話しを聞く、を磨くことにしました。

これを意識して話しを聞くと、本当に好かれます。
いつの間にか僕は、会社で『陰気で大人しいキャラ』から、『優しい良い人』に昇格することができました。

良い人な僕は、会社で自分のことを喋ることはありません。
聞かれればもちろん答えますが、自分から話すことは一切ないんです。

だから、いつも話して仲良くしている人は、実は僕のことを全く知らない。
けど、その人は僕にしょっちゅう話しかけてくるし、話していると楽しそう。

まぁ、これでいいんです。
だから、僕のようなコミュ障で口下手な人は、まず聞くことから鍛えたほうが良さそうです。

いわゆる、傾聴力が大事ってやつですね。
これはまた今度、記事にしてまとめてみたいと思います。

自分のことを話したい人が多いこの世の中、傾聴力は確実に武器になります。
なので、なるべく誰かと話しをするときは、自分の話しをしないことをおすすめします。

…あれ?そういえば、スネ夫って良いとこ一つもなくない?
ではまた。

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