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コミュ力ゼロがやるべきこと

人間関係は、なにより重要だ。

どこかのタイミングで、「人間関係が苦手だな…」と思ってしまうと、その後の人生がハードモードになる。

だから、

  • 人間関係をよくしよう!

  • コミュニケーション能力を上げよう!

なんて思うのが普通だ。
そして、それに気づいて実践できた人はいい。

僕はそうじゃない。
コミュニケーション能力を上げたいとは思ってはいたけど、改善しようと具体的な対策をとったりはしていなかった。

だから、以前コミュ障だ。
アラフォーになっても、コミュ障なんて、笑えない。

改善しないといけない。



コミュニケーションが得意な人とは

コミュニケーションが得意な人とは、どんな人だろう。

自己啓発本などでよく言われているのは、

  • 人の話を聞こう!

  • 質問をしよう!

  • 相手の気持ちを考えよう!

なのだが、これ、上手くいかないんですよ。

そりゃね、相手主体でコミュニケーションを取るのが当たり前ですよ。
しかし、こういった、

『コミュニケーションを上げる、たった一つの方法!』

なんて本は、そもそも読み手のコミュニケーションレベルが、多少高いことを想定しているんですよ。

  • 会話しているけど、盛り上がらない人へ…

なんてのを想定しているんで、そもそも、『全くコミュニケーションを取らない人』というのを考えて作られていないんです。

だから、こういった本を真に受けて、

「質問をすればいいんですね!!」
「人の話を聞いていればいいんですね!!」

と、実践した結果、全然コミュ力が上がらない、なんていう僕のような人が出てきてしまうんです。

だから、自分で考える。
周りのコミュ力が高い人は、どんな人かを観察するのだ。



コミュ力ゼロがやるべきこと

コミュ力ゼロがやるべきことは、本には書いていない。

なぜなら、本のようなものに書いてあるのは、レベルが多少高い人に向けて、それを更に上げるための方法だからだ。

偏差値50の人が、70になるための方法!

なんて、ガチのコミュ障にはあてにならないんですよ。

僕のようなコミュ障がもとめているのは、もっと下。

常時赤点なのを、赤点のボーダーライン、40点に上げたい!

それだけなんですよ。

だから、周りを見る。
周りの『抜群とはいわないけど、多少コミュニケーションが得意』な人を観察してみればいい。

そんな人の特徴をみると、

  1. 自分勝手に話す

  2. 自分から話しかける

  3. 直情的

なんて特徴がある。

説明します。



コミュ①自分勝手に話す

自分勝手に話しています。

周りのコミュニケーションが得意な人は、ワリと自分勝手に話しています。

「この前、こんなところに行って、こんなことをしてきて、楽しかったです!」

なんて、小学生の日記のような書き方をしてしまったが、こうです。

ワリと、こうです。

  • 「…え、それを自分に言われても…」

  • 「…いまそれ、関係ある?」

なんて話をしている。
周りの人は、ワリとこんな話をして、それで盛り上がってたりするんです。

…いや、盛り上がっているように見えているだけかも知れない。

けど、それが重要。
盛り上がっている風に見えるのが重要なんです。

だから、自分勝手です。
話したいことを話せば、思ったよりも周りは盛り上がっている風に見えるのです。



コミュ②自分から話しかける

自分から話しかけている。

周りのコミュニケーションが得意に見える人は、とにかく自分から話しかけているんです。

僕はこの前、

「〇〇ってソシャゲで、〇〇ってキャラが出て、めちゃくちゃテンションが上がったんですよ!!」

なんて話を急にされた。

良かったね、だ。

僕はそのソシャゲをしていないし、そのキャラがなにかもわからない。

でも、その人はそんな人。
とにかく自分から話しかける、という人間なんです。

内容なんてどうでもいい。
話しかければ、大抵の人は話し、返してくれるんですよ。

僕もその人に「良かったね」って返したし。

そんなもんです。
コミュニケーションなんて多分、そんなもんです。



コミュ③直情的

直情的です。
コミュニケーションが得意な人は、直情的です。

「…昨日家で、父親とケンカしましたよ」
「内容はこれこれこうで…」
「…あぁ、思い出したら、また腹たってきた…」

知らん。

キミの家の事情は僕には知らんし、今イライラされても僕は困る。

喜怒哀楽が激しい。
コミュニケーションが得意な人は、喜怒哀楽が激しくて、感情を隠そうとしないんです。

だから、それをそのまま表に出してしまう。
隠すことが苦手だから、勝手に表に出てしまう。

『誰かに話しを聞いてもらいたい!!』と思っているから、とにかく話すんですよ。

そして、話しかけられた相手は、それに答える。
面倒だと思おうが、なんとなくそれに答えたりするんです。

だから、なんとかくコミュニケーションをとっているように見える。

この、『とっているように見える』が大事です。

コミュニケーションが得意な人は、思ったよりも直情的です。



コミュ力55くらいは自分勝手

コミュ力55くらいの人って、自分勝手なんです。

  • 自分が話したいから、話す。

  • 話したいから話したことに、みんながなんとなく答えてくれる。

  • そして、また誰かが話したいことを話す。

こんなもんです。

周りのコミュニケーションなんて、こんなもんなんです。

「相手の話を真摯に聞こう!!」

なんてのは、それができてからです。

まずは自分勝手に、自分のことを話す。

ここからはじまるんだと思う。

あなたの周りのコミュニケーションが得意な人は、どんな人ですか。
ワリと自分勝手じゃないですか?

ということで以上です。
ありがとうございました!

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