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これでいいのだ。

ランニングを始めてかれこれ10年近くたつ。ランニングを始めた年齢って表現も非常に曖昧だが、社会人になってストレス発散のためにはじめた。今ではフルマラソン3時間前半で走りきる、一応”ランナー”と言わせてほしい。そんな私がなんとかつらいランニングを継続できているは、始めたころに心掛けていたことばでした。

ランニングってつらい

ランニングはつらいです。
特にこの冬場の時期なんかは最悪です。平日決まって走るのは妻とこども(1)が寝ている朝5:00からか、仕事が終わった21:00から。みなさんも想像がつくと思います。寒いんですこの時間は。
家族全員で寝ている寝室から誰も起こさないよう、くのいち並みの忍び足でぬけだし、こごえそうな中ランニングウェアを手元のスマホライトで照らしながらさがし、これまたゆっくり着替えていると靴下が一足ないことに気づきもう一度忍び足で部屋にもどり、だれも起こさぬよう玄関の鍵をゆっくり閉め、マンションのエントランスで靴を結ぶ。子育て真っただ中の同士のおとうさん・おかあさん!今うんうんってうなずいてくれているかと思います。とにかく走り出すまでに色々あるんです。そんな中でも継続できているのは、走ったあとのシャワーが忘れられないからです。今では、これがあるからやめられないといっても過言ではありません。

習慣化するために言い聞かせたひとつのコトバ

習慣化に関するメカニズムがあるらしい。詳しくは下記に書いてあるが、習慣は「きっかけ」「ルーチン」「報酬」で構成され、ルーチンや報酬を置き換えることで、悪い行動パターンも良いパターンに変えられる事ができるそうです。

なるほど。詳しくは読んでみてください。笑

私がランニングを継続していくために心掛けたのはたった一つです。

これでいいのだ。

といいきかせること。

意気込んで走っても10分走ってあとは歩くこともありました。寒すぎて今日はやめておこうとなる日もありました。走ってもすぐには痩せません。だいたい走った分だけ食べて飲んでます。布団にはいっていたい日なんてしょっちゅうでした。

それでもこれでいいのだ、と言い聞かせることです。ずいぶんいろんな場面でこの言葉に救われている気がします。ものすごく哲学的なことばにも聞こえてきて考えだすと、思考の沼におちいっていきそうなので多用しないようにしてますが、ことランニングを始めたときにはよく思っていました。苦笑

それぐらい精神的にも弱い私ですが、この言葉がきっかけになりゆるく継続できてフルマラソンも走れるようになり、今では3時間を切ることを目標にがんばれています。あまり難しく考えずダメだったらまたいつか、ぐらいの感じで始めるとずいぶんも気持ちも楽に始められると思います。今日は走ることができたらラッキーぐらいの意気込みでぜひこのつらい冬場からランニングを始めてみてください。




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