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はじめまして-2
こんにちは🙂
自己紹介が長くなって二部構成にしました。
今日はその第二部です。
前回書いたように、予期せぬ父との別れを経て、私は工務店の代表となりました。
その年は、いわゆる同情需要(お父さんがなくなってかわいそう)で忙しく弟と2人でバタバタの一年でした。
寂しさとか、悲しさとか感じることができないくらい・・・
怖かったのは、2年目から
今まで可愛がっていただいていたお客様のお宅に別の工務店の車が停まっているのをよく見かけるようになりました。父が大切にしてきたお客様が離れていったのです。
忙しさに、かまけてお客様のフォローを怠っていたのは事実です。
そんな自分を悔いたり、責めたり・・・
お客様にもなんで?という気持ちもありました。
そんな時にある噂を耳にします。
「お前の会社の悪口を言ってる奴がいる」
そんな事よくあることでしょ。 と取り合わなかったのですが・・・
「お前の良く知ってる奴だぞ」
名前を聞いて驚きました。
その人は父の葬儀の時、泣きながら私の手を握り、
「お父さんには世話になった、辛いけど一緒に頑張っていこうな・・・」
と言った人だったからです。
私はその人を信じ切っていましたし、にわかにはその話は信じられなかったのですが、色んな人から聞くようになり、その人に会って挨拶しても素っ気ない態度・・・
「俺がなにをした?」「何かあんたに迷惑かけたか?」
「こんなことしてあんたになんの得が?」
たくさん考えましたよ。
人は怖い
初めてそう思いました。
嘘みたいに売上が下がりましたね。
もちろんそれだけが原因ではないでしょうが・・・
私は、父の残した顧客の皆さんを守ることにこだわりすぎていた。人口減少が進む地元を捨てるわけにはいきませんが、しがみついていても先が見えてる。そんな思いで、より大きな市場に出ていく事を決め、個人事業から法人成りし、現在の会社を立ち上げました。
以来、現在まで孤軍奮闘しております。
建築業界は今ウッドショックや資材高騰の大波のさらされています。
ますます生き残りが厳しい状況です。
が、巻き込まれて沈んでいくわけにはいきません。
そんな、毎日の奮闘と挫折と成功への道のりを綴っていこうと思います。
たわいもない話だったり、愚痴っぽくなってしまったりしてしまうかもしれませんが、興味持っていただけたら、読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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