仕事は人に感謝されるもの
一緒に働くメンバーやこれから先、うちの会社に入ってくる人たちに伝えていきたいこと。それは仕事のやりがいとか、面白さの部分。
社会との関わり方と仕事と
「働きたくないなー」とか「仕事に行きたくない」そんなことを思う気持ちはわかる。かつて僕も若い頃にそう思ったことがあるから。
ただ、結婚して子どもが生まれたり、それなりに年を重ねてきて思うことは、やはり社会と関わっていくことは大切だということだ。この社会にある相互扶助の仕組みに助けられることは、生きているとたくさんあるのだ。
そして、その社会に対して、自分なりの"何か"を価値として提供していけることはとても誇らしいことだ。あなたがあなたなりの価値を社会に提供していくこと、それが仕事だと思う。
仕事とは人がやりたくないこと、できないことをやってあげて喜ばれるものとも言える。だから楽なことばかりではない、大変なことがあるのは当たり前なのだ。
誰かに喜んでもらえるから苦労も乗り越えられる
社会と関わること、それは自分が誰かに喜んでもらって、自分もまた誰かがしてくれた仕事を喜ぶことでもある。仕事における苦労や困難も、その先に誰か喜んでくれる人がいると思えば、やりがいを感じることができるものだ。
どんな仕事でも、誰かに喜んでもらったり何らかの便益を提供するために存在するもの。「仕事は嫌なことを我慢すること」そう考える人がいれば、それは人生においてとてももったいない時間の過ごし方だと思う。もっと自分の仕事に誇りを持っていいのだ。
「ありがとう」の対価をもらうこと
経営を教えていただいている方に言われたことがある。
「売上とは、社会からの『ありがとう』の総和であり、利益とは、会社での工夫から生まれるもの」
そう、売上というのはお客様からの感謝の証なのだ。自分たちがやった仕事に対して「ありがとう」という気持ちの印としてお客様はお金をくれる。
そう考えると世のビジネスマンが売上を伸ばそうと執着する構造も理解ができる。みんな人からの「ありがとう」をもっともっと集めたいのだ。
それが行き過ぎてしまうと、生活はバランスが取れなくなってしまうけど、伝えたいのは"僕らの仕事はみんな誰かの役に立っている"ということだ。
「相手にもっと喜んでもらうにはどうしたらいいか」
それを考えたり、創意工夫していくことが仕事のやりがいとか面白さではないかなと考えている。
かつては「働きたくない」と思っていた僕も、ここに書いた考えのもと、今では仕事をするのが面白く感じることができるようになった。
一緒に働くメンバーみんなが、仕事にやりがいを感じることができる会社にしていけるといいなと思う。
それではまた次のnoteで。
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