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【実録シリーズ】決断:全社員に別れを告げることに

こんにちは、越です。

今回は、自社の経営に関して昨年下した大きな決断とその後について共有している【実録シリーズ】のつづきです。

前回はこちら 

※noteへの掲載は、自身の経験が日々企業経営や海外といった環境で奮闘されている方の一助になれば、との意図なのですが、関係者がいる話であり、一部は有料(限定公開)記事とさせていただく可能性がございますが、ご了承いただければ幸いです。


 2021年4月17日 全社員に別れを告げることに

おはようございます!越です。

いま書くか、どう書くか、迷いましたがここがコシクロ(※僕が運営しているオンラインサロン)なので書いてみようかと思います。

実はタイ・ロシア・日本、基本的に自分が関わる全社員を一度解雇して身一つで再出発することにしました。WakuWakuは維持しつつ、個人でできるコンサル・受託をしながら一度立て直すことにしました。

このサロンの中には当初から日本語出来る社員たちも入れていたので、これは彼女彼らも見ることも承知で書いていますが、今月の、いままで経営してきた中一番の出来事について触れないことはできず。

また、一日一日社員に、取引先に、株主に、お客様に、関係の深い提携先に日々必要な話・アクションをしており、そういうことを記録したり外から知ったりすることって中々ないと思うので、落ち着いたら外部にも公式に伝えようと思いますが、コシクロの中でその過程を書き残しておこうかと思います。

なぜ決めたか、どう判断したか。
どう思ったか、何を言われたか。
これからどうするのか。
何を大切にして、どこに向かうのか。

少しずつ書いていこうと思いますが、今週で社員含めて必要な先には大方伝えられたので色々書き残せるように、一旦今日はそういうことにしたということだけ書いておこうと思います。

リストラ、ですね。
僕は学生時代、父が企業再生をしていた関係で、その分野に興味を持って特に産業再生機構COOだった冨山和彦さんという方の本をよく読んでいました。

会社は頭から腐る』(2007年)は企業再生の意義が伝わるとてもいい本です。

学生時代の僕はそれを読みながら「社員と家族の人生まで責任追って、ましてそれを切るなんてどれほど苦しいことか...自分にはできない」と思っていました。責任とれないことだって多くあるし。

けど、人の命を、人生を預かるというのは経営者に限らずたくさんの人がしていることで、誰かがしなければ社会は成り立たない。なるべく責任とる事態にならないことを願ってベストを尽くすわけですが、避けられなくなればやるしかない。

こういうものなのだな、とあの頃の自分が知らなかった心境を体験してます。

失うものは数えきれないですが、それでも家族の笑顔と、健康と、住む場所も残せる事業も、支えてくれるお客様も社員も...数えきれない幸せもまだ手の中にあると一日一日、感謝を忘れずに歩んでいきます。

まだ頭の中が整理しきれていませんが、少しずつ整理して書いていこうと思います。


つづきはこちら


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