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【実録シリーズ】前兆:希望が支える心

こんにちは、越です。

僕の周りにはご存知の方もいらっしゃいますが、昨年自社の経営状態が非常に厳しい状態となり、様々な葛藤の中で、苦しく辛い選択・決断をし、いま現在は再生に向けて日々取り組んでいるところです。

当時の様子は、運営しているオンラインサロンでメンバーに共有していたのですが、今回【実録シリーズ】と題してnoteにも掲載していきたいと思います。

※noteへの掲載は、自身の経験が日々企業経営や海外といった環境で奮闘されている方の一助になれば、との意図なのですが、関係者がいる話であり、一部は有料(限定公開)記事とさせていただく可能性がございますが、ご了承いただければ幸いです。


2021年4月2日 希望が支える心

最近、投稿が元気ないですね、という声を寄せられることが多くご心配おかけしているなぁ、と思いつつ、やっぱり結構キテいます。

昨日は自宅勤務でしたが、途中精神的にキツくなって、ベッドに突っ伏したり膝を抱えて深呼吸したりしてました笑

が、その後予定していたミーティングをいくつかこなす中で
・やっぱり必要としてくれている人たちがいる
・やろうとしていることに意味がある
・一緒にやります、手伝います、と力を貸してくれる仲間がいる

と希望を持てる時間が続き、昼間はそっとして触れなかった嫁さんから、夜には「元気になったね」と言われるくらいに回復しました。

嫁さんはこういう僕を何度も見ているので落ちているときにどうしようもないことも、状況が好転すれば元気になる、+いままでそれで何度も再生してきたのを見ているので落ち着いたものです。感謝と尊敬しかないです笑

ただ、いままでそのとき、そのときに、無我夢中で内省できてなかったのですが「なぜ、そんなに落ちていたのか?」少し考えました。

もちろん「キャッシュがきつくなってきたとき」というのは毎回共通です。
経験のある方はご存じだと思いますが支払いができなくなると息ができないような感覚で、「キャッシュは空気」と言われる由縁。

ただ、そういう目の前のことも重いのですが、それを一つ一つ乗り越えて今月は、来月は。3カ月後は、半年後は。
と考えた時に、「今は打開できるけど、この事業は大きくなるのか?いまが報われるだけの展望はあるのか?」というのが見えずに未来が信じられなくなる、いまの先の未来が希望溢れるものじゃなくなると心が折れるのかも、とふと思いました。あくまで僕の場合ですが。

創業時に一番最初のエンジェルであるOokbeeのムーさんに「スタートアップはお金が尽きたときに潰れるんじゃない。経営者の心が折れたときに会社は死ぬんだ」と一丁目一番地で教えられたのですが、その意味がまた一歩分かった気がしました。

心が折れたときに会社が死ぬ。いつ折れるか?キャッシュがないのではなく「このまま頑張り続けても無駄だ」と思って諦めた瞬間に折れる。

「諦めたら、そこで試合終了ですよ」byスラダン安西先生 笑

ということで端的に言うと「気の持ちよう」「気分次第」。

昨日と今日で何かが大きく変わったから死ぬほど落ち込んだ気分が好転するというわけではなく、どう捉えるか。ただ、その捉え方で、ある程度ロジカルだったり根拠が自分の中にないと、自分にだけはウソは付けないので、「大丈夫だよ」と呟いてるだけでは、心の底からリバイバルはできません。そのために情報や仲間、信じられる材料を自分のために揃えることが大事だな、と言うのが昨日の気付きでした。


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