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94. 玉突き事故/ Amontonamiento

二週間前、玉突き事故に遭いました。


パラグアイに来て10年目にして、

ここまでの事故は初めてでした。


幸い、僕は怪我も何もなく、無事でした。


合計4台が絡む事故で、僕は二番目でした。


なので、車の前方と後方がボコッと、

やられてしまい、修理が必要です。


修理工場から来た修理代がなんと、

合計で約50万円(25millones Gs)。。。


恐ろしいですね。


もちろん保険がカバーしてくれますが、

一週間くらい車が使えないのは痛いですね。


パラグアイは日本のように、「代車」というシステムがないので、

車を修理に出したら、2台持ちでない限りは、

タクシー生活になってしまいます。


まあ、これは仕方ない。


僕は職場と自宅が近いし、

外回も少ない方なので、あまり困るはないです。



では、どのようにして事故が起こったか書き出したいと思います。



木曜日、朝8:15くらいでした。


僕は9時から大事な会議が入っていたので、

遅れるわけにはいかず、割と焦っていました。


時間には余裕ありましたが、

早めに集合場所に着いて、会議資料の再確認をしておきたかったのです。


そして、外は雨でした。

朝方は結構強く、事故当時は小雨くらいでした。


マリスカルロペス大通りというアスンシオンでも

一番の幹線道を走っていました。


現場は右に曲がるゆるいカーブで、

若干の下り坂です。


その途中には、右手にバス停があり、

その少し先には横断歩道。


想像すれば分かりますかね。

本当に最悪な条件です。


今思えば、ここはよく通っている場所なので、

今までここで事故に合わなかったなと不思議なくらいです。



右前を走っているバスが停車しました。


バス後方を走っている車は急に進路を変えて、

左車線に入ってきます。


僕は左車線を走っていましたが、

バス近くは混雑し、皆荒い運転です。


すると、目の前の車が急ブレーキをしました。

僕も急ブレーキしました。


車間距離は狭かったです。

5mくらいの間隔だったでしょうか。


スピードはそこまで出ていなかったと思います。


たまーにこういうことがあるので、

急ブレーキには慣れていると思いますが、


前の車にぶつかるほんの寸前で、僕の車は止まった。


と、思った瞬間、


後ろから、「ごつん!」という鈍い音が。。。


そして、その音と同時に僕の車は全歩の車にツッコミ、


そして、さらにもう一回、後ろから「ごつん!!」という鈍い音が。。。


また、前方の車に追突。。。


合計で二回も追突され、二回追突してしまいました。


この瞬間はゆっくりとフラッシュバックのように思い出されます。


こういう時は、パニックにはならず、

常に冷静に対処しなければいけません。


そうです。

僕には大事な会議があったのですから。。


事故相手や車のことよりも、

まずすぐに会議相手と参加者に連絡を入れました。


9時には絶対間に合わないので、

9:30に変更できるか相談し、

10時からなら大丈夫ということだったので、

こっちとしては好都合でした。


そこで少し安心し、

後方の車を見ると、若い女性のドライバーがこちらに向かってきます。



こういう時の第一声はすごく大事だと思っています。


相手の言葉次第では、問題にもなるかもしれませんし。




続きは明日!









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