見出し画像

137. アンちゃんのレクチャー/ Charla de Ann chan(3)

そんなすごい出会いがあってから、

アンちゃんたちとはメッセージのやり取りもさせてもらって、

これはいずみに紹介したいし、アンちゃんたちにも会ってもらいたいと思いました。


それから何度か食事に行ったり、お茶をしたりして、

二人のことをさらに深く教えてもらいました!


そして、二人のキャリアや経験を聞き出すと、本当にすごいお話しばかりで、

これはミドリのメンバーにも聞いてもらいたい!

とスペシャルレクチャーのお声がけをさせてもらいました。

最初は60分を二人で、通訳込みでという話でしたが、
アンちゃんから、「私の濃いい人生をたったの30分じゃ全然足りん!!」と、

強いご指摘をいただき、急遽アンちゃん一人で90分お話しいただくことに。

今まで数百人の前でもお話しされてきたアンちゃんのお話は、
きっとミドリの若いメンバーにも響いたことと思います。

アンちゃんは元政治家の秘書として6年働いていた経験があって、

自身も選挙に出馬していたのです。結果は残念ながら当選はされなかったそうですが、

それでよかったかもしれません。そのおかげで、こうしてパラグアイで会うことができたので。


さらに、大学教授から、一般社団法人の代表まで、

幅広く活躍されていたびっくり仰天なアンちゃん。
出会って話してみて、その超絶明るくてハイパワーな姿は、
誰でもエネルギーをもらえます。


あゆみさんも、すごいキャリアの持ち主で、

とにかくエリートだということがよくわかる人です。

製薬系の外資系の会社や、あのリクルートでも活躍されていたそうです。

動物が大好きで、動物愛護の活動もされながら、

現在は人材派遣の会社の経営をされています。


まあ、あゆみさんもすごい。。。

でも、恥ずかしいことに僕はリクルートの凄さをそれまでよく知らなかったので、

後からいずみに教えてもらって、わお、凄すぎると感じたのでした。


そう、僕は大学卒業間近まで親父の敷いたレールの上を歩いていたので、

そういった世間一般的な情報が欠落していることがあります。


大企業とか、有名大学とか、全然知りません。

興味がなかった。必要なかったかです。

でも、それでよかったと思うし、職歴とか学歴だけで、人を判断することがない、

というかできないので、誰とでも気兼ねなくお話しできるのかもしれません。

(なので、失礼なこともよくしてしまう・・・)



アンちゃんのプレゼンでは、挫折もたくさんあったという挫折自慢。

(僕への無茶ぶりもありました。そして、少し的外れなことを言ってしまった。)


20代で最初の就職先で2ヶ月でうつ病になってしまったというのは、今の彼女からは全く想像できませんでした。
でも、それを薬を使わずに乗り越えたそうです。

アンちゃんの過去と今のギャップがメンバーには印象的だったようです。


そこから国会議員の秘書を経験し、自身が出馬した選挙2日前に東北大震災が発生しました。


彼女はすぐに被災地に向かい、そして、その後の彼女の人生を大きく変える出来事につながっていきます。


被災されてしまった人々の人生に寄り添い、サポートする側にシフトしいきました。

サポートプロジェクトの中には、木工を交えたプロジェクトのお話もあり、

職人メンバーも興味深く見ていたようです。
中には日本に研修に行きたいというメンバーも数名いました。

まとめの言葉も、偉人の木に関する素敵なワードを皆に送ってくださり、

ミドリのために完璧にまとめられたプレゼンでした。

「人の成長は木の年輪のようだ」
人はじっくりゆっくりと成長していく。
急がずに、時には時計を止めてもよい。
だが、学びは止めてはいけない。

質問コーナーで、積極的に手を挙げる皆の様子も嬉しかった。
アンちゃんからも、「質問も多くて、その質の良さにびっくりした。」とのこと。


嬉しいなあ。ミドリは真面目でいいやつばっかりなんです。笑

無理ばかり言って対応してくださったアンちゃんに、心から感謝です。


二人はすっかりパラグアイを気に入って3ヶ月近く滞在を延長して、

パラグアイ沼にハマり中。

日本に戻っても、何かしらの形で繋がっていけそうなお二人。
今後もよろしくお願いします!Gracias!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?