アイスランドを車中泊で1周する

自然大好きな世界一周した友達があげた、3大旅行先
・アイスランド
・モロッコ
・ボリビア(ウユニ塩湖)

そんな友達(2回目)と一緒に、車中泊だけで、アイスランドを1周しました!

日程

10月20日 東京 → レイキャビク
21日 シンクヴェトリル国立公園 100km
22日 アークレイリ 350km
23日 デューピボーグル 400km
24日 ホーフ 200km
25日 ビーク 150km
26日 レイキャビク 200km
27日 レイキャビク → 東京

なぜ車中泊なのか!?

10月のアイスランドでの車中泊は、、チョー寒いです。

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こんな格好で、車の中でも寝ていました。

それでも車中泊を選んだのは、
(1) オーロラを見たい!
(2) 北や、南東にも、行きたい!
(3) 費用を抑えたい。。 からでした。

オーロラを見るには

10月以降のアイスランドでは「ほぼ毎日、どこかで、オーロラが出現している」と言われています。

しかし、火山島であるアイスランドは、島の東西南北で天気が違い、それも毎日のように変わるのです。
そのため、当日の夜の天気予報を確認し、晴れているところに移動して夜を迎えれば、オーロラに出会える確率が上がるのです!

また、周りが暗く、空が開けていることも重要です。
その点でも、車中泊であれば街中に泊まる必要がないため、オーロラを見つけやすくなります。

筆者は、夜中、1時間おきに車外に出て、寒い中、空を仰ぎ続けた結果、念願のオーロラに出会うことができました!

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ちなみに、11月以降になると、寒すぎて車中泊は危険です。
10月は、オーロラが見えて、凍死はしない、まさにギリギリの時期です。
9月でも、確度は下がるものの、オーロラを見ることができます。

北、南東のアイスランド

アイスランドの観光ルートは、大きく3つに分けられます。
・ゴールデンサークル(南西)
・ダイヤモンドサークル(北)
・南海岸(南東)

首都のレイキャビクは南西にあり、ゴールデンサークルへのアクセスは抜群です。

一方、北と南東も、個別のツアーはあるのですが、全てを一度に回ってはくれません。毎回「行って帰ってくる」のでは時間を無駄にしてしまい、1週間で周りきるのは不可能です。

北と南東は、決して「ゴールデンサークルの焼き増し」ではなく、まったく違う景色を見せてくれます。

ダイヤモンドサークルに特有の火山帯

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南海岸

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南海岸の氷河

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費用

アイスランドは、観光立国であり、物価がとても高いことで有名です。

宿泊費、飲食費、ガソリン代など、すべて日本の1.5〜2倍だと思った方が良いです。

筆者は、車中泊で宿泊費を抑え、スーパーで飲食費を抑えた結果、こうなりました。
・航空券   :14万円 / 1人
・食糧 (6日間)  : 1万円 / 1人
・レンタカー : 5万円 / 2人
・自動車保険 : 2万円 / 2人
・ガソリン  : 6万円 / 2人

レンタカー

レンタカーは、車種、年代、オプションなどが多く、
初めての外国で選ぶのは、なかなか勇気がいると思います。

このGuide to Icelandは、レンタカーや、ツアーなどを、比較検索できるサービスです。
いろいろなレンタカー屋を横断して検索できるので、とても便利です。

アイスランドには、4WDでしか入れないオフロードが、国によって指定されています。
但し、冬季はオフロードのほとんどが閉鎖されているため、無理に4WDを選ぶ必要はありません。夏季であれば是非4WDを選びましょう。

筆者は、4WDで、足を伸ばして寝られるサイズの車を選びました。
この写真が、旅行中に唯一見つけることができた、冬季でも走れるオフロードでした。

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オプションの中でも付けた方がいいのは、自動車保険です。
特に「Gravel Insurance」という、砂利の跳ね上げによる損傷の保険はマストです。舗装路を走っていても傷つくことがあります。

食糧

BONUSという、変なブタがキャラクターの、全国チェーンのスーパーがあります。Googleマップで検索すれば出てくるので、各町でこれを探して食糧を購入していました。

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その他にも、Nettoなどのガソリンスタンドでは、簡単なコンビニがあるため、そこでも購入できました。

とにかく高いので、パン、チーズ、ハム、バター、果物のみで、食い繋いでいきました。

停泊地

先述の通り、オーロラを見るためには、周囲が暗く、空が開けている必要があります。
そのため、冒頭の「日程」に書いた町の、少し離れた道沿いに停めました。

アイスランドの郊外は、道沿いに駐車スペースがあるところが多く、停めるところには困りませんでした。

但し、国道は車がすごいスピードで通り、風が強いところも多いため、現地で臨機応変に選定しましょう。

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お風呂

車中泊では、お風呂に入れません。

しかし、アイスランドは言わずと知れた、サウナの国!

そのため、レイキャビク(南西)やアークレイリ(北)などの大きめの都市には、市民プールがあり、そこでお風呂とサウナに浸かることができます!
1人1千円ほどで安く、地元の人たちと一緒に入る温水プールは最高です!

必ず、水着を持参しましょう。

また、デューピボーグル(南東)には、なんと天然の温泉があります!
野ざらしですが「天国の風呂」とでも呼べるほど綺麗な景色です。

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以上

ご質問などあればコメントください! なるべく返すようにします。

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