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梅雨の下呂・高山一筆書き旅行2~3日目(下呂)

これは梅雨の時期にJRの一筆書き切符を作って下呂・高山を周遊する旅行の記事です

こちらは記事の続きです
前回の記事はこちら

2日目 下呂温泉へGo!

下呂までの移動・うんちく

この日は下呂に向かっていきます
この旅のメインです
豊橋から名古屋は新幹線特急料金が990円で設定されており、そこから先の特急に乗り継ぐと半額になることを狙ってひだに乗ります
ちなみに乗り継ぎ割引で最もコスパの良い使い方は名古屋から富山まで行くことですが(途中下車するとそこから先は通常料金)、ただ流石に途中の高山や下呂をすっ飛ばして富山に直接行くのはよっぽどの事情がない限りないと思います

さて、まずは新幹線に乗って名古屋に移動します
20分ほどで到着します
東海道新幹線の本数がとても多いので、豊橋名古屋間の新幹線は30分も待たずに次の電車がありますが、名古屋から高山本線を通る特急ひだは午前が1時間間隔、午後になると2時間間隔となります
ですので、接続を考えて新幹線に乗らないと名古屋で長い待ちぼうけになる可能性があります
ちなみに名古屋から下呂までは特急で1時間半です
通常列車では2時間半かかります
近そうに見えて意外と遠いですね

高山本線の見どころはやはり渓流です
鵜沼あたりから渓流の景色が見え始めます
途中白川町がありますが、ここはみんなの知っている白川郷ではありません
ややこしいですね
白川郷はもっと北にあって鉄道は通っていません
逆に白川郷には高速道路が通っています

飛騨の地域は山深い立地になっていて容易にアクセスできないため、古くは落ち武者の隠れ里が数多くあったそうです
実際行ってみると確かにそんな雰囲気があります
美濃高山あたりのこの辺一帯は秘境感がかなりあっていいです
特に渓流沿いは、昔は通れなかったであろう区間を易々と道路に変えて簡単に人が通れるようにしたんだろうなぁというのを想像すると感慨深いものがあります

高山本線は渓流区間が険しいので非常にゆっくり走ります
なんなら車の方が速いかもしれません
ただゆっくり走るので景色を楽しむ時間が多くて観光にはよいです
岩が荒々しいです
美濃から下呂までの区間は付加体というプレート由来の岩盤が露出していることで地質学的には有名です
岩を見て付加体だとわかったところで生活のなんの役にも立ちませんが、旅行の際にうんちくを語るにはちょうど良いのが地学だと思います
まあ語ったところで「へぇ~」以上の返答は期待できませんが

岐阜下呂区間は言ってもまだ渓流の川幅が広くめちゃくちゃ険しいという感じではありません

岩が終始荒々しいです


下呂に到着

そうこうしているうちに下呂に到着します
下呂温泉駅の出口の西側はほとんど何もありません
駅の東側に行くと温泉街に迎えますが、下呂温泉に宿泊する方は送迎バスが出ているはずなのでそちらに乗って移動する方が良いでしょう
まあ温泉街まで歩いて10分くらいなのでそこまで苦になる距離でもありませんが

駅から東に向かうと温泉街があります
げろぐる君が迎えてくれます
下呂温泉は地域にちなんだネタの観光資源を提供してくれるのでわかりやすくて非常によいです
ゲロ=カエルのようにすぐに連想できるのが非常に好きです

げろぐる君のTシャツも売っていたので即買いしました
観光地でも着て歩くタイプなので早速旅館で着替えます
自分は面白Tシャツが好きですが、その地域に行ったのが丸わかりな感じが良いですよね

下呂下呂~

旅館

ちなみに、この日は湯快リゾートに泊まります
THE旅館に来たという感じのお部屋になっておりご満悦です
本館と別館がありますが、温泉街に近い別館に泊まります
個人的には別館と本館だったら別館に泊まった方がいいんじゃないのかと思ったりします
本館は西側にあって温泉街からかなり遠い場所にあって送迎が夜中にないのと、露天風呂がないことから別館の方がいい気がします
ちなみにどっちかに泊まっていたらどちらの温泉も入浴可能だそうです
ただし送迎が夕方に終わりなので、基本的には次の日の朝とかに行くことになるかと思います

お風呂も別館の方が広いです
お風呂からの眺めは本館の方が一歩リードですが、別館の方も露天風呂がある屋上から下呂の夜景は見えたりするので、どっこいどっこいかと思ったりします

手前側にも部屋があって1人だと滅茶苦茶広い部屋です

この日は日曜日で、次の日は月曜日でしたが、それなりに泊まっている方がいました
有給休暇使ってくる人は結構多いんですね
それとも早朝に起きて爆速で帰宅するとか?
温泉街でワケーション勢の説もありますね
ワケーションしたいですねぇ~

温泉街のど真ん中を水路が通る
THE温泉街の景観

お昼の散策

散策をしているとそこそこ人はいますが静かな温泉街の雰囲気があります
ただ、行きしなの電車で降りた人の数よりはかなり多くの人がいて、どこから湧いて来たんだろうこの人達はと疑問でしたが、下呂温泉に訪れる人は自家用車がメインなようですね
まあ確かにこの辺は高山本線よりも車の方がいろいろと便利です
ネックは高速道路がないところでしょうか

墳泉地の件

あと下呂温泉といえば川辺にある墳泉地ですが、真っ裸で入る人がいることから足湯化してしまいました
個人的には昔からある温泉地の一角で裸になるくらいで目くじらを立てる必要もないだろうにと思いますが、世の中には真っ裸になることに目くじらを立てる人がいるらしく、足湯化してしまいました
そのせいか、使っている人は自分の見た時にはいなかったです
少し悲しいですね

ちなみに個人的にはドイツ人は裸が文化らしいので、彼らを連れてきて、下呂温泉に裸文化を普及してもらうのが一番円満な解決方法だったりしないのかと思ったりします

夜の散策

そうこうしている間に夜になりました
少し雨が降っていましたが、止んだ後の川辺の景色は街灯がキラキラしていてとても良かったです
一番ロケーションのいい時に来たんじゃないのかなと思いました
個人的には温泉街は雨上がりが一番ぐっときます
しっとりしている感じが温泉街らしさを感じます

雨上がりの温泉街っていいですよね

寺とか温泉は雨が似合うと思っていますが自分だけですかね?
とにもかくにも梅雨の時期にきて正解でした

お食事

下呂は山の中にあって物流も期待しずらいので、少し質素なご飯が出てくるのかなと思っていましたが、予想よりも良いご飯でした
下呂温泉は手を抜かないのが良いですね
この前に手抜きが過ぎる熱海に行っていたりしたのでそれが念頭にあったので下呂は最高ですね
庶民に優しいです

旅館設備

旅館にはカラオケや漫画が設置されていて、設備が結構充実していました
また、チェックアウトが12時くらいとゆっくりなので、1人旅などで朝にゆっくりする人には優しく、歌ってから出られるのもいいですね


さて、長くなったのでいったん区切ります
次の日は高山に向かいます

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