「現状維持バイアス」を解決する方法
僕は仕事柄、運転する機会も多く、耳で学びや情報を得るように心がけています。その中の1つにVoicyという音声メディアがあります。みなさんは聞いたことありますか?
今日は「現状維持バイアスに気を付ける」ということを掲載していければと思います。元になったのはYouTube講演家の鴨頭嘉人さんのVoicyを聴いて感じたことを含めてアウトプットしていきたいと思ったので書いていこうと思います。
▼「現状維持バイアス」とは?▼
そもそも現状維持バイアスとはどのような状態なのかを掲載していきます。現状維持バイアスはいくつかの心理的作用が起こって発生しているようです。
①慣れ親しんだモノを好むという心理的傾向
→「今までこうだったから」という状況を変えずにいること
②過去の成功体験を引きずるという傾向
→ビジネスにおいてはこれだけ時代の変化速い世の中のため、過去の成功が参考にならない場合が出てくる
③損失を回避したいという心理的傾向=プロスペクト理論
→人は、利益よりも損失を避けようとする性質を持っている。
例1
A:コインを投げて表なら10万円が手に入り、裏なら0円
B:何もせず5万円が確実に手に入る
例2
A:コインを投げて表なら10万円支払うが、裏なら0円
B:何もせず5万円を支払う
「損失回避性」の心理に基づくと、例1では5万円が手に入る機会を失いたくない心理からBの「何もせず5万円が確実に手に入る」を選びやすくなります。
そして例2では「損失を0円にできるかもしれない」という心理からAの「コインを投げて表なら10万円支払うが、裏なら0円」を選ぶ場合が多くなってきます。
例1は「確実」な手段を選んでいるため、一見「損失回避性」と無関係のように感じますが、実は「損失回避性」の心理が働いています。株式やギャンブルなどで損を取り戻そうとしてより大きなお金を失った、などの場合でも、損失回避性が大きく関係していることが分かります。
以上の3つの要素が重なって現状維持バイアスが生まれやすくなっているみたいです。
▼「現状維持バイアス」を解決する方法5選▼
現状維持バイアスを解決する方法を紹介していたため、アウトプットも兼ねて掲載しています。
①意識的に新しい行動を取る
→自分の体に馴染ませるといつもと同じ通勤路やいつもと同じ人と会っていると現状維持フォームが完成してしまうため、崩す必要が出てくる。意識して普段とは異なる行動を取るように心掛ける。
②クリティカルシンキングを鍛える=批判的思考
→「なぜ?」「これは本当に正しいのか?」みたいな思考を持つように心掛ける。
③他者からのフォードバックをもらう
→他者から意見をもらえる環境に所属する。どのコミュニティに所属するが大事。
④チャレンジをする
→常にチャレンジをしている人は自然と現状維持バイアスになりづらい。
⑤学習の環境を持つ
→学んで成長する環境を持つことが現状維持バイアスになりづらくなる。これまでと異なる知識を身につけたり、異なるパターンを習得することをやってみることが成長にも繋がってくる。
成長とは現状から離れることに繋がる。
どのコミュニティに所属するかで環境も大きく変わってくるため、現状維持バイアスを回避できる。自ずと自分自身の成長にも繋がってくる。
▼「現状維持バイアス」まとめ▼
「現状維持バイアス」は自分達の活動に対しての意思決定に深く影響を及ぼすなと感じました。
ただ、鴨頭嘉人さんも取り上げている5つの対策を常に意識して行くことで「現状維持バイアス」を打ち破ることが可能だと思います。
これらの方法を活用すれば、意思決定が現状の維持だけに囚われることなく、より良い選択や新たな機会を探求することが可能になります。
自分自身がこれらのアプローチを理解し、今後の生活やビジネスに応用することで、より良い結果を生み出すことができるでのはないかと感じました。
まずは生活から見直して「現状維持バイアス」にならないように行動していきます!
Voicyは本当に勉強になることばかりです!これからも学び、成長したいと思います!
今年の合言葉は「Keep Moving」
1mmでも動き続けます!
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