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愛とか友情とか死だとか──Filmo.始動します。

数年前から「2020年東京五輪以降は大不況が来るぞー」とアナリストたちが叫んでいたわけですが、そんな所に思わぬタイミングでコロナ。
「リーマンショック以来の水準」とか「東日本大震災以来のマイナス」とか耳が痛いニュースが続いてますね。
世界は大不況に突入するのでしょうか。

そんな折、僕はある決意をしました。

「映画会社作るぞ!」

周囲の方は耳にタコができるくらい僕が「日本にハリウッド作る男だ」とモンキーDルフィーばりに吹聴していたのを知っているかと思います。
実は幼少期からやりたかったことで、かれこれ25年間ずっと機を狙っていました。笑

※ココから長いのでタピオカの粒を数えながら飲むくらい暇な時に読んでください


映画業界は沈没前のタイタニック号か?

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映画業界はタイタニックさながら沈みゆく市場か。
日本とアメリカの映画市場規模は約10年間横ばいを続けています。
スクリーン数(映画を放映している劇場)は右肩ではありますが、あくまで微増です。そんな中、映像制作側の技術的な進歩はものすごいスピードで進んでいて、制作のハードルも下がっているため作品数は年々増え続けています。
映画に限らず言えば毎日スマホで消費している動画コンテンツの数はめまぐるしいものがありますよね。

その結果、日本だと一週間に23本ぐらいの新作映画が公開されていて、国内スクリーンの興行は飽和状態、1作品あたりの上映機会は減少しているというのが事実です。


じゃあなんで今から映画業界?

結論から言うと、
やりたいからやる!完全にパッションドリブンです。笑
プラットフォーマーではなくコンテンツプロバイダー。

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ここまでIT業界で真骨を砕いてきましたが、目指すべきはいつでもGAFAのようなプラットフォーマーでした。
けど人生100年時代が語られはじめ、さらに人工知能の時代に突入して、
これからの世の中で人間の存在価値は「クリエイティビティ」だと再認識するようになりました。この言葉もだいぶ陳腐化してしまいましたが。笑

だから僕はコンテンツプロバイダーになる。
ITの畑から映像業界に土足でズカズカと乗り込んでいきたいと思います。

加えて、前述した斜陽化の話は映画館での上映に限った話。
映像コンテンツそのものは、動画ストリーミングサービスのさらなる普及と、通信環境の大幅な革新が追い風となって、これからもどんどん盛り上がっていくはずです。

加えてもう一つ今がタイミングだと思う理由──


経済が冷え込む今こそ重要なエンタメ

歴史的に見て、日本の映画の発展は太平洋戦争における敗北が大きく関係していると言われています。映画は”大衆娯楽の王様”と呼ばれ、当時の人々は戦後の傷を映画鑑賞で癒していたそうです。当時の全国民の年間平均鑑賞回数は15回にものぼったとか。黒澤明などの名監督が出現したのもこの時代です。

僕は経済学者じゃないので詳しい相関はわかりませんが、これから迎えるかもしれないコロナ大不況のように経済が冷え込む時代には映画のようなエンターテイメントの存在が重要になると思うのです!

かく言う僕自身もバブル崩壊翌年に生まれた世代。(こじつけがスゴイ)
幼少期から物事に影響を受けやすい性格で兄にはよく「なりきりマン」とからかわれましたが、映画には特に大きく影響を受け、この頃に見事にインドアSF映画オタクっ子が誕生しました。
ジュラシックパークを見て考古学者になりたいと言い、
スターウォーズを見て映画監督になりたいと言っていました。
当時はよく父のデジカメでコマ撮り映画を作ったりしてましたね。笑
思い返せば大学時代、文学部にいながら突然プログラミングを独学し始めたのも映画の影響でした。

映画にはいつも心を動かされ、何かを始めようというキッカケになったり、愛とか友情とか死だとか、教科書では習わない大事なことを教えられます。
だからこそ不況の時代にこそ重要なコンテンツだと思うのです。

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(たぶんディズニーランドの写真:6歳くらいの頃に行った家族でのアメリカ旅行の写真だと思われる)


で、これからどうする?

さて、つらつらと「映画が好きだ」と言うことを書き綴ったわけですが、これから何をやっていくのか。
詳細な事業内容についてはここでは割愛させていただきます。(そこ重要では???)

ひとまず創業準備として即席ですがサイトを立ち上げておきました。

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フィルモ - https://filmo.jp

"Dream for a Living." はスピルバーグのスピーチでの発言にインスパイアされました。

"I don't dream at night, I dream all day; I am dreaming for a living."
「僕は夜に夢を見るのではない。一日中見ているんだ。生きる糧として夢を見るんだ。」──Steven Spielberg

幸いなことに同じ考えを持った同志が集まってきているので、これからFilmo.チームは、人の人生に影響を与えられるようなコンテンツを世に送り出していきたいと思います。


いきなりデートのこれから

3年半ほど運営してきた「いきなりデート」は交際や結婚報告も続々いただけるようになり、ファンに愛されるサービスに成長しました。
運営チームとしても常に優秀なメンバーに恵まれ、ついに僕には役目が無くなりそうです。
事業にさらなる成長をもたらしてくれる仲間に託し、僕は次の挑戦へ踏み出したいと思います。

(引き続きいきなりデートの運営には関わっておりますので、関係各所の皆さまは今後とも変わらずよろしくお願いいたします。)


さいごに。

結局「自分はなぜコレをやるのか」を正当化したいんですよね。

明日何が起こるかもわからない世の中、
何か自分の中に信念たるものを持っていなければ、その道を走り続けることはできない。

不況なんて吹っ飛ばして、パッションドリブンで楽しくやっていこう。

ちなみに今日は僕の誕生日でした。ハッピーバースデートゥーミー🎂

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