自分自身の嬉しい変化を感じることができた。

さっき、一昨日トライアウトに行ったカフェにもう一度トライアウトを受けに行った。フィリピン人のマネージャーにトライアウトうけてみる?と再びチャンスをいもらった。 ただ、自分はガチガチに緊張してしまった。緊張する必要ないし、失敗したってまた次に行けばいいと分かってたのに。。。

でも、嬉しいことがあった。

終わった後、フィリピン人のマネージャーが、「4つの基本的なコーヒーの種類って知ってる?」みたいなことを聞かれた。でも、私はその時マネージャーが何を言っているのかわからなかった。私が言った答えは「カフェラテが好き。」

マネージャーは「be familiar with」という単語を使っていた。その意味を忘れてしまって何を求められているのか分かっていなかった僕は勝手に推測して、「僕はカフェラテが好き」だなんて、まるで答えにならない答えを出してしまっていた。
マネージャーが、困った顔をする。

「やばい。」

緊張感が走る。


マネージャーは僕に行った。その言葉は僕にとってとても大切なことだった。

「誰も完璧な人なんていないんだよ。君もさっきガチガチに緊張してたけど、できなくて当たり前なんだ。ただ一つ僕が君にアドバイスをするのならばね。コーヒーについてもっと勉強してごらん。そしてもう一度トライアウトに来てごらん。次、来た時にはきっともっと自信がついた自分に気づくはずだよ。今夜もコーヒーについて勉強してごらん。もう一度君が来るのを僕は待っているよ。」

そして名前をもう一度尋ねられた。
「名前はなんていうんだい?もう一度聞いてもいいかな?」

緊張の糸がスルスルと解けて、もっともっと頑張りたいと思えた。そして、

日本語スピーチセラピストをしているフミエさんという方から、教員の仕事を手伝ってくれないかというお願いがあった。宿まで用意してくれるみたいだった。また、僕が自分自身で始めた家庭教師のビデオを見て、そこを評価してくれた。
「ぜひあなたと一緒に働きたい。」
素直にとても嬉しかった。

きっと2ヶ月前の自分であれば今の経済的に厳しい自分のお財布状況から、宿も仕事も用意してくれるなら、助かります。ありがとうございます。僕それやりたいです!と言っただろう。しかし、今回は違った。素直にフミエさんからのお話をいただいたことに、嬉しい気持ちはあったものの、今までにできた友達やこの環境とお別れすることが寂しいと思えるようになっていた。

自分がやりたいことに挑戦しようと思えるのは、決して自分一人では成し遂げられない。一方で、誰かに頼りきりでは決してたどりつかない。

自分を支えてくれる人や環境への感謝の気持ちと、ここまで自分自身を信じて努力した自分自身への感謝。

何度、前が見えなくなってもいいから、自分を捨てないで歩いていきたい。

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