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屋号の由来

そろそろ年度末ということで、新しい生活に向けて準備を始める人が出てくる頃でしょうか。私もちょうど去年の今頃は卒業研究を仕上げて、春からフリーランスデザイナーとしてはたらくための準備をしていました。

当時何に一番頭を悩ましたかを思い出した時に、屋号をどうするかをめちゃめちゃ考えてた気がします。
最終的に「tasuq(たすく)」にしたわけなのですが、なんでこれになったのかを備忘録としてかんたんに書き留めておこうと思います。

意味1|たすける

「たすく」という言葉の響きからおそらく1番最初に連想される意味が、まず1つ込められています。デザインを必要としてくれている人のためにデザイナーとなるわけなので、お客様のたすけになれるお仕事をしたいと思ったからです。

意味2|実名

意味1に若干かぶります。
私の名前の1文字目は「佐」なのですが、「たすく」とも読むことができます。意味はもちろん「たすける」です。
両親からつけてもらった名前の一部を、自分でつけられる名前にも組み込みたいと考えた次第です。
そういえば親に屋号まだ言ってなかった気がする…。

意味3|デザインに向き合う姿勢

これは、なんで「たすく」とか「tasuku」ではなく、あえて「tasuq」というスペルにしたのかという話なのですが、「tasu=+」「q = Q = Question」すなわち「tasuq = +Question」という意味になっています。
どういうことかというと、これからデザインをしていく上で常に問いかけを忘れないようにする、という仕事に対する考え方をあらわしています。
本当にこのデザインでいいのか、そもそも媒体はこれでいいのか、デザインの目的はなんなのか、デザインした先に何が起こってほしいのかなどなど挙げればキリがありませんが、お客様にとってベストなデザインを追求するための努力を決して惜しまない、そういう姿勢でデザインに向き合っていきたいという意味の「tasuq」です。

私が屋号をつける時に考えたことは以上です。
屋号の決め方って調べてもすっごいわかりやすいものが意外と見つからなかった記憶なので、これから考える方にとっても、少しでも参考になれば嬉しい限りです。

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