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将来の夢を語るフリーター②〜勝手に病んだ過去〜

こんにちは。
こさぽんちです。

前回の記事を読んで下さった方、
いいね(noteはスキか)をして下さった方、
本当にありがとうございます。

真の自分大好き人間のわたしは誰に評価されなくたって
自分のやりたいことは意味の無いことでもやれるんですけど、
やっぱり気合いの入りようは変わってきますよね。

少しでも楽しんでいただけるよう、日々頑張っていきますので
これからもよろしくお願いいたします。


前回はわたしの夢を暴露しました。

私の夢は声優になること。

ちなみに私は今年24歳のフリーター。

やばいですね〜。という内容を書かせていただきました。

今回はその続き。中学生編です。
声優という夢を持ってしまった人間の中学生活を恥を忍んで語っていきます。
ゆっくりしていってね。


中学に上がってからはそれまで興味のなかったアニメを観てみようと思い
オタク仲間に教えてもらいながら守備範囲を広げていました。
だって私は声優になるから。
色んなアニメをいっぱい観た方が良い。そう思ってました。

ゲームやラノベが原作の深夜アニメも観ました。
全然面白くないけど。
流行ってるから観ました。
声優になった時、好きじゃない系統のアニメにも出るんだから。

録画再生でもエンディングは飛ばさないで観る。
なんだったら出演声優さんのお名前は携帯にメモる。
それで後からWikipediaで調べる。
先輩の名前は一人でも多く知っておいたほうが良い。

そんな感じの生活をコソコソしていました。
書き忘れていましたが、声優になりたいという夢は
誰にも言っていませんでした。
今思えば、当時からずっと
こんな自分がこんな無謀な夢を掲げてることに後ろめたさを感じていたんですね。
そんなことしてねーでせめて滑舌の練習と漢字の勉強はしとけって思いますけど。

具体的な未来予想も立てずに、私は「自分は声優になるもんだ」と思って生きていました。
結果的に、私の性格と声優になるという目標は相性が悪かったように思います。
まず勉強を全くしませんでした。
大学に行く気も無いんだから、テキトーな高校に行ってテキトーなバイトでお金貯めて声優の学校に通ってデビューできれば良い と思ってました。

親もそこそこな放任主義で
成績表を見せなくても何にも言ってきませんでした。

しかし中学三年になったら流石に将来についてちょっとは考えなくちゃいけなくなって
ついに母親に「あんた何したいの」と聞かれました。
私は「明日答える」と返しました。
意味わかんね。どーゆーことだよ。
でもわかります。
声優になりたいって言えば良いのに
やっぱり恥ずかしいから
やっぱり反対されるの分かってるから
言いたくなかった。
他に良い逃れ方も思いつかなかったし
「明日答える」って言うしかなかった。

その明日、
結局声優になりたいことを母に言うわけなんですけど
もちろん反対されました。
それはもう丁寧に。
怒りもせず、馬鹿にもせず。
あんたが今一番漫画やアニメに夢中なのは観てて分かる。
でも難しいよ。生きていけないよ。
と優しく言ってくれました。
その時の母の顔は今でも鮮明に思い出せます。
優しい顔でした。
でも呆れていました。
ガッカリもしていました。

母の気持ちは当時の私にだって想像できました。
母の言っていることが何の隙もなく正しいこともしっかり理解できます。
だからこそ一番言って欲しくなかった言葉でした。
何を期待していたんだろうと思うとさらに悲しくなりました。
苦しくなりました。
何となく分かってた。頭の端っこに常にあった思い。
私の夢は抱いちゃいけない夢だった。
なぜなら叶わないから。
それを改めて母に言われ、ちゃんと絶望させられた感じでした。

夢って本当に厄介で、こんな心境になってもまだ諦めきれないんです。
声優になりたかった。でもなれないっぽいぞ。

声優になれない人生に魅力を感じませんでした。
そうしたら死ぬしかないですよね。

その一件から私は暗くなりました。
家族とも話したくなくなっちゃって、
友人には心配されないようにカラ元気でやり過ごす。
何とか必要最低限の対策をして進学できた高校では
元の私を知る人が減った分取り繕わなくて良くなったので
本当に何も喋らないやばいやつになりました。

死にたかったわけじゃないので自殺未遂とか自傷行為とかは
一切なかったですが、生きる気力がなかったので
夕方まで用事があった時に何となく帰りたくなくなって深夜まで外にいて親に怒られたり
休みの日は寝っ転がった状態から何も動かずただスマホで焚き火の映像を眺めているだけだったりってことがよくありました。

漫画は好きなままでしたけどアニメはあまり観なくなりました。
声優成分を感じたくなかったんでしょうね(笑)

高校の三年間はずっとこんなでした。
きっかけはちょっと変でしたけど、思春期ってやつですね。
心が不安定な時期に人生のこと考えちゃったんですね。
途中アイドルに励まされることがありながら(機会があれば後日ゆっくり振り返ります)
病んでましたね。


2000文字過ぎたので続きはまた次回!
ここまで読んでくださった方、
本当にありがとうございます!
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次回は闇からの脱出編です!
お楽しみに!!

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