偏差値55でも塾屋になった話③
深夜0時、教室の前に1台の高級車が止まった。
塾長(社長)である。
そして、開口一番、社長は私にこう言った。
「今日はこうさん先生のことで来たんだよ。何の話かわかるか?」
私は何のことだか半分わかったようなわからなかったような?だったが、わかった素振りを見せながら塾長の話の続きを聞いた。
「3月からM教室の教室長に任命する!やるよな?」
まさかの辞令だった。私は二つ返事で了承した。
前回の記事を読んでいる人なら私が教室長になりたくないと思っていたはずだったのにと疑問