耳のない春 2 豆宮 虚雨(こさめ) 2022年4月9日 19:05 瓦礫の街に注ぐ、うららかで快活な朝日砲弾の破片を包む、干したての毛布のような若葉血を吸った土の上で光の粒を纏う花びら人の悲鳴のその震えを受け取る鼓膜を春は持たないどうしたって春 ダウンロード copy #詩 #ポエム #現代詩 #自由詩 #散文詩 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート