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スポーツトレーナーの人が、いまこそやるべきコト

こんにちは。ゆうまです(Twitter : @yuma_kosaka

水泳界の活性化を目的とした日本最大級の競泳トレーニング情報サイト「swim media」の編集長とかをやっています。一応、2012年までは競泳日本代表だったのと、スポーツビジネスをやっているのでそこそこ詳しいと思っています。

(続きは有料です…なんてことは無く、無料です)

いま、スポーツトレーナーがやらなければいけないこと

未曽有の状況で、スポーツトレーナーに限らず、様々な業種業態で変化が強いられている時代となってしまいました。結論から言うと、スポーツトレーナーがやらなければいけない事は、以下の1点だけです。

お金をもらう事が可能な
双方向のオンライン指導方法を考え
実際にオンライン指導を提供する


どういう事か、説明していきたいと思います。
面倒な方は、次の章は読み飛ばして「未来の双方向のオンライン指導を考える」を読んで、考えてみてください。

Youtubeなどの配信は、メインの収入源があってこそ

スポーツトレーナーの友人やフォローしている方も多いのですが、連日のようにYoutubeやInstagramなどで自分自身の考え方を出している人はたくさんいます。が、しかし、それはあなたの安定した収入になるまでは程遠い事をお伝えしておきます。

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リアルな現場での指導という本業がある中で、Youtubeなどでのコンテンツ配信を、集客やサブ収入目的でやることについては全く否定しません。ただ、Youtube配信の収入の頼りにしてスポーツトレーナーの方がYoutubeを始めることは全くオススメしません。

例えばYoutubeで月額20万円稼ごうと思ったら、毎日動画をアップしたとして、1本約7万弱再生数が必要となってきます。※YouTube広告の収益は、1再生数につき0.05円~0.1円の単価と言われています。

もちろん、チャレンジする事は否定しませんが、これって、スポーツで言うならば、日本トップクラスでやっていた競泳選手が、いきなりサッカーに転身すると決めて、すぐJリーガーになろうと思っているレベルですよ?
可能性を否定はしませんが、まぁ普通はありえませんよね。

また、別の理由としては、Nexflixやhuluのようなコンテンツ作りのプロフェッショナル達が入ってきてしまったからです。
ちなみにスポーツ系コンテンツで話題になったのは、LEANBODYです。懐かしのビリーズブートキャンプが戻ってきたことで、ユーザー数が爆発的に増加している模様です。もう、個人が太刀打ちできるレベルではありません

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未来の双方向オンライン指導を考える

Youtubeなどで出来るような一方通行の指導とは異なる、オンライン指導ならではの強みは何でしょうか?

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試しにSWOT分析で考えてみましょう。

SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力、さらには価格や品質といった内部環境をプラス面、マイナス面にわけて分析することで、戦略策定やマーケティングの意思決定、経営資源の最適化などをおこなうための、有名なフレームワークのひとつです。※https://www.innovation.co.jp/urumo/swot/より引用

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どうでしょうか。実際に価格に対してお客さんが満足できるレッスンを提供する事が出来れば、この状況下でやってみても良いのではないでしょうか。

また、カメラマンやスポーツトレーナーなどのプロに仕事を依頼できるマッチングサービスを提供しているzehitomoさんでは、こんな調査結果がありました。

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僕自身も驚きだったのですが、先生に会ったことが無い状態で、レッスンを受けた事があり、満足度も高いというのが意外でした。もちろん、スポーツレッスン以外も混じっているのですが、スポーツはオフラインでないと、と思っていましたが、そうではない可能性は十分に残っていると思います。

既に動き始めている人はいますね。

レッスンの提供方法

色々な考え方があると思いますが、僕がトレーナーならこうする、という考えを書かせて頂きます。

・SNSやnoteなどで簡単なレッスン概要を書き、募集する
・生徒は、最大で2名
(応募はメールかDM。決済はBASE,STORESなんかでやる)
・レッスン提供ツールは、ZoomかGoogle Hangout
・レッスン開始時に自己紹介を行い、何をやりたいかヒアリングをする
・1レッスン60分(10分自己紹介&ヒアリング+40分ワーク+10分振り返り)

オンラインだと大人数にレッスンを提供できると思いがちですが、そうするとYoutubeにより近くなってしまい、満足度は下がる傾向にあるようです。

不安な人は、最初は友人や知人にテストでのオンライン指導を提供してみては良いのではないでしょうか。

さぁ、今すぐオンライン指導を提供してみましょう。
やれる人は、やっています。オンライン指導が上手くいったら、コロナ終息後のお客さんにもなってもらえる可能性があるのでおススメです。
是非、チャレンジしてみてください。
※最後にアンケートがあるのでもし良ければ回答お願いします。

追記

決済について、手数料がもったいないというコメントをもらいましたが、クレジット決済を無料でやる方法はありません。(どんなに頑張ってもクレジット手数料がかかるので)

どうしても手数料が嫌な人は、PaypayやLine Payなどを活用すると個人間の送金が無料で行いますが、ユーザーからしたらクレジット決済は便利なので、クレジット決済に対応した方が良いと思います。

ただ、僕が挙げたサービスのように決済手数料10%は高いなぁと思うので、単純にクレジット決済が簡単に出来るサービス(手数料は安くできて5%~7%程度)ってあったら使いますか?

要望が多かったら開発してみようかなぁと。アンケートに答えてもらえると嬉しいです!


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