生き急ぐな、と言われるけれども。

小説やドラマやアニメの冒頭で言われる「ひょんなことから」「ある日突然」ってワードは、創られた台詞ではなく、むしろ真実なのだろうと思う。

そんな創作物が多いことから、人はハプニングを期待する生き物なのかもしれない。

「日常」という無限ループ、迷路、ダンジョンから抜け出したい。

「非日常」に恋焦がれて、なんにもせずに待っているだけのシンデレラ。

しかし非日常の場所に居続けたら、それが日常になってしまうのだけれど。

非日常を、刺激を求めようと思えば、留まる事ができない、動き続けるしかないんだな。

自分にもいつか訪れる「死」を自覚した時、今すぐ動かねばならないと感じる。

だからか、周りから「生き急いでいる」と言われる。

そりゃあ急ぐだろう。
私の今日という1日は、もう二度と来ないのだから。
生まれて〇年〇ヶ月〇日の私は確実に通り過ぎて過去のモノとなっていくんだ。

人生って一方通行なんだ。
時間制限ありのゲームなんだ。

私には、やりたい事、やってみたい事が沢山ある。
大小さまざま、現実的でないモノ含めて。
書き出してみると、意外にも沢山あった。

自分がいつ死ぬのか分からないが、それを全部こなそうと思ったら、時間が足りない。
そう思えてならない。

だから今年もなにか1つ、新しいことに挑戦し続ける。私にはそんな人生しか歩めない。
そう思えてならない。

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