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ドラマ感想アカウントです。 ドラマへの愛が深く、 率直な意見を書いてます。 作品に対する感じ方は、人それぞれだと思います。 なので、 決して違う意見を否定したい訳ではありません。 むしろ、色々な意見を聞いて 視野を広げたいと思っております。 よろしくお願いします。

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これぞラブマイセルフ?! カルテット最終話総括

この作品の、最終話で伝えたかったメッセージを、 数年間、何度も何度も考えてきました。 そして、最近それが、分かってきたように思います。 (考察ではなく、自分なりの落とし所です) そのメッセージとは、 "ラブマイセルフ" まさに、この一言に尽きる、と思いました。 どうしてそう感じたのか。 ドラマの内容に沿って語る前に、 まず個人的な人生観について、書きます。 人間は、常に"正しい選択"を求められて、生きています。 例えば、 "好きを仕事にするべきか、趣味にするべ

    • "悩む"って、なんて有意義なんだ!ここは今から倫理です 感想総括

      『悩みは笑って吹き飛ばす』 『一晩寝たら悩みなんて忘れちゃう。』 このような言葉、よく聞きますよね。 実際に私の周りでも、沢山聞く機会がありました。 確かに 悩む時間が勿体ないという概念は、一理あります。 自ら悩みを捨て去るスキルがあれば、 人はもっと上手に、もっと有意義に、生きていく事ができるでしょう。 でもこれは、万能ではありません。 "悩むより行動!" という言葉は、ある人には刺激になっても、 別のある人には、凶器となりうるのです。 私は、後者です。 よ

      • 大切なのは概念の線引きである。恋せぬふたり1話感想

        【1話】 おぉーーー!!!これは良いですね!!! とっても好みの作品でした!!! 感想が書けなかったのは、この良さをどう表現すれば良いのか分からなったからです。 先程公式ブログによる演出スタッフさんの記事を読み、ふむふむと納得しました。 そうそう、演出が素敵だったんです。 記事によると、 アロマンティック・アセクシャル(今回は前者のみ)という概念に対する説明を、言葉ではなく、画面に映る色や流れる音、役者の表情変化を中心に、主に演出効果で描くことを意識してるようです。

        • 肩もたれシーンがなければ神回!ファイトソング4話感想

          《4話》 良かったです。 3話がラブコメ路線に走り内容が薄かった分、 脇役含め各々が抱える葛藤や背景をチラ見せした今回は、なかなか見応えがありました。 これぞ、岡田惠和さん作品!といった感じです。 ただ 正直に言うと、8割興奮ぎみに感動したものの、 2割は「これじゃない感」を抱いておりました。 自分は今作を好意的に見ていると言う前提で、 2点だけ、指摘させていただきます。 【1点目】 マネージャー(弓子)の行動がパワハラかつセクハラ案件!!! デビューしたての春

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        これぞラブマイセルフ?! カルテット最終話総括

          大切なのはキュンではない!心が動く事だ!!ファイトソング2、3話感想

          《2、3話》 "人生は、どれだけ心が震えたかで決まると思います。" こちらは、【問題のあるレストラン】という2015年放送のドラマ内で出てくる台詞です。 まさに今作のテーマにピッタリな言葉だと思い、使わせていただきました。 幼い頃から絶対に泣かない花枝が、春樹の前では号泣しました。一度ではありません。春樹のメールを読んだ時もまた、泣きました。 花枝自身は、その理由が分かりませんでした。 それを知った直美は言いました。 「運命の人かも。心が大きく動くのはいいこと。

          大切なのはキュンではない!心が動く事だ!!ファイトソング2、3話感想

          相手の傷を背負う事が、誠実への第一歩である。恋ですヤンキー君と白杖ガール7話感想

          7話において、個人的に強く共感したのは、 『若気の至りってやつは 多かれ少なかれ誰にだってあるもんだ その傷を忘れないで ずっと背負って生きてるヤツ 俺は嫌いじゃないぞ』 という、言葉でした。 これは、 "森生の顔に刻まれた傷を、シシオが背負っている"という状況に対して、ユキコの父が放った台詞でした。 普通の人は、誰かに暴力を振るった経験なんてありません。 だから殆どの人が、彼ら2人のやり取りを、他人事のように見たかも知れません。 でも私はこれを、"心の傷"という意

          相手の傷を背負う事が、誠実への第一歩である。恋ですヤンキー君と白杖ガール7話感想

          好きの共有は対等への架け橋!恋ですヤンキー君と白杖ガール6話感想後編

          6話感想② 先にモヤモヤを消化したくて、前の投稿(感想①)では、敢えてサブテーマについて掘り下げました。 今回が本筋です。 私の考える6話のメインテーマは "友情も愛情も、 【対等】な関係になって初めて成立する。 「好きの共有」は、【対等】への架け橋である。" ということ。 空ちゃんが森生と衝突した時、 私は「この後、森生が空ちゃんをピンチから救って"あげる"ことで、2人の仲が修復するのかなぁ」と思いながら見てました。 しかしこれは、健常者に都合の良い、"上目線

          好きの共有は対等への架け橋!恋ですヤンキー君と白杖ガール6話感想後編

          置きチャリ野郎の人生とは?恋ですヤンキー君と白杖ガール6話感想前編

          6話。 わずか1時間に、膨大なテーマが盛り込まれた回。 感じた事、掘り下げたいと思った事が沢山あるので、 2つに分けて、まとめていきたいと思います。 まずは1つ目。 視聴者全員がモヤっとしたであろう、 "置きチャリくそ野郎"という人間について。 ここを語らないままでは気持ちが消化できないので、 "敢えて" 最初に掘り下げたいと思います。笑 "置きチャリ男"。 彼の人物像については、 ドラマでは特別深く描かれませんでした。 それ故、ただの"頭のおかしいクソ野郎"としか

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          染まる事より工夫する事に慣れるべし!恋ですヤンキー君と白杖ガール5話感想後編

          5話の感想(後編) もう1つのテーマは、 "どんな人間も、「道具」なしでは生きられない、 便利な「道具」を求める事は、人として当たり前の行為である" ということ。 白杖なしで外を歩く事は、 コーヒーカップなしで熱々のコーヒーを飲めと言われてるようなもの。 私達の日常を支える"便利な"「道具」たち。 突然無くなったら、途方に暮れます。 生きてく上で"必要だから"、買いに行きます。 障害者の場合も同じ。 暮らすために、生きるために、"便利だから"、 「道具」を活用し

          染まる事より工夫する事に慣れるべし!恋ですヤンキー君と白杖ガール5話感想後編

          己の想像力なんてちっぽけ!恋ですヤンキー君と白杖ガール5話感想前編

          5話は、2つのテーマに分けて書きます。 まずは1つ目のテーマ。(前編) "自分の辛さの理由は、言葉にしないと伝わらないし、 相手の不満の理由も、きちんと事情を聞かないと分からない、 自分の一方的な想像は、たいてい間違っている" ということ。 目が見えていたとしても、相手の本音は分からないもの。 分からないなら分からないと認めれば良いのに、 人というのは厄介な生き物でして。 過去の態度や発言、容姿、境遇、性別、人種、職業など、 相手の"見えている物事"だけを拾い、

          己の想像力なんてちっぽけ!恋ですヤンキー君と白杖ガール5話感想前編

          安心できる居場所があれば背伸びだって怖くない!古見さんはコミュ症です 感想後編

          今回は後編。 最終的に私が感じたメッセージは、 "安心できる居場所があれば、挑戦だって怖くない!" ということ。 そう感じた理由を説明する前に、 やや脱線だと感じるかもしれませんが、 私のモットーについて、書きます。 私は、 "どんな根性論も正論も、安定した心の上でしか成り立たない。 心が救われて初めて、人は頑張る事ができる。" という考えを持って、生きてます。 心の強さや在り方は、人それぞれ違います。 置かれた境遇も、人によってバラバラです。 それなのに。

          安心できる居場所があれば背伸びだって怖くない!古見さんはコミュ症です 感想後編

          コミュニケーションに背伸びは必要ない! 古見さんはコミュ症です 感想前編

          【古見さんはコミュ症です】 こちらは、 前編、後編 に分けて、書きたいと思います。 今回は前編(1話〜3話)。 3話までの段階で、私が感じたテーマは "大切なのは コミュ力を高めることではなく、 自分らしいコミュニケーションの取り方を見つけることだ" ということ。 どうしてそう感じたのか。 それを説明する前に、 まずは自分自身の経験について語ります。 コミュニケーションは、私にとって永遠の宿敵です。 人生、"空気の読めなさ"故に、多くの人に苦手がられ、苦労して

          コミュニケーションに背伸びは必要ない! 古見さんはコミュ症です 感想前編