大阪には「再生パン」という幸せの塊のようなパンがある
パンは重さで選びます。
こんにちは、お米も小麦粉も大好きなただのアラサーです。
大阪のシベリアパンとは
ジブリ映画「風立ちぬ」でも登場し、幕が降りた瞬間全員が買いに行こ…となったであろう「シベリア」。
あんこや羊羹をカステラで挟むという、全甘党歓喜のお菓子がシベリア。
しかし、大阪で「シベリアパン」は
前日の残ったパンを集めてメープルシロップか何かをかけてギュッとしたパン
…つまり、残り物達を生まれ変わらせる
『再生パン』
なのです。(悪く言えば残り物の塊)
重さに比例する"優しさ"
大阪のシベリア、ここで言う再生パンは、とにかく重い。小さい身体に似合わずヘビー級なのです。
可愛いふりしてあの子 割とやるもんだね と。
(はいあなた口ずさみましたね)
四角いフォルムにたくさんの生命が詰め込まれています。
写真は個人的に大好きなパン屋さんの再生パン。
所々にチョコやあんこ、アーモンドや栗などが入っており、
あ〜この子は昨日まであんぱんとして生きていたんやな〜
この子はアップルパイか〜
と、一口一口噛み締めながら楽しむことができます。
こちらもよく行くパン屋さんの再生パン。
もうほぼあんぱんやん
個人的にあんこ多めは大当たりです。
(あんぱん買え)
とにかく再生パンは重いのですが、この重みは前日の残り物を破棄しないという、パン屋さんの優しさであると感じています。
そしていわゆるフードロスの削減にも繋がるのです。
食べる人にも地球にも優しいパン
このような再生パンは大阪でもまだまだ出会えるところが少ないです。
こんなにも優しさに満ち溢れたパン、もっと広まってほしいものです。
ということで、フードロス削減のためにも
今日も再生パンを爆食いします
(食べたいだけ)
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