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俺の毎日1 サーフスケートボード

初めてのNOTEへの投稿。取りあえずは昨日の話、スケートボードをサーフスケートボードに改造した話を書こうかな?
それでも、いきなりスケートボードの話もなんだから、これまでの経緯も少し話そう。それは1976年に始まる。

1976年(昭和51年)俺は2浪して、ようやく大学生となった。時代はサーフ・アンド・スキー時代。
「遊ぶぞ!」
しかし、2浪により体は弱り、金もない。それでも今風の遊びをやろうと思い、環8沿いのサーフショップへバイクで向かう。目的は雑誌ポパイで見たスケートボードを買うためである。
今でも覚えている。デッキはカリフォルニア・スペシャル、グラスファイバー製、トラックはXキャリバー、ウィールはシールドベアリング。全てショップでの輸入品。万札が財布から何枚か飛んだ。

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上の写真は当時のポパイの創刊号の記事・・・

同級生、弟、後輩と仲間も増えて、スケートボードに2年ほど熱中した。しかし、体力が戻り金も出来た頃、大好きなオートバイ、モトクロスレースに夢中になり、スケートボードは後輩にあげてしまった。
あれから40年経ち。末の娘が、ペニーというスケートボードを買って、自転車の代わりにどこでも行くようになった。2010年頃からペニーはブームになっていた。おしゃれな移動のためのスケートボード。

ストリートファッションのボーダー(スケートボードが趣味の若者)が言う。
「これはスケートボードじゃない!」
「なんで??」
実はペニーは昔のスケートボードと形が似ている。
ネットで今時のスケートボードを調べると、空中でトリックをするストリート系が主流だった。公園なんかんで、ガラガラ、バタン、バタンと大きな音をだし、飛んだりはねたりするのがスケートボードのスタイル。ちょっとおしゃれなペニーと差別化したいのね。気持ちは分かる。

しかし、俺にとってはペニーの方が自分のイメージのスケートボードだと思う。こういうスタイルのスケボーを「オールドスクール」と言うらしい。なんだか楽しそうなのでペニーを俺も買った。(俺55才)
このオーストラリア製のプラスチック形成のペニー、軽い速い。戸惑いながら、たまに遊ぶようになった。
若い頃の遊びのカムバックである。

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写真 向かって左が今回改造したサーフスケート、左は大きめのペニー・・・
なかなか昨日のサーフスケートへの改造まで行き着かないので、ここいらで話を戻す。

2000年頃から世界的なサーフィンブームが来た。その時期、波のないときに遊んだサーフィン代わりのスケートボード、そんなオールドスクール系のスケートボードが見直され、アメリカで、サーフィンの動きに近いカービング中心のトラックを持つサーフスケートボードが産まれた。またアメリカだね。俺はこちら系のスケボーをすることにする。

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写真 向かって左がWoodypress(日本製)Carver(USA製)のサーフスケートボード・・・

そしてようやく本題。今あるZ-flex(普通のスケートボード)をサーフスケートボードに改造したのだ。
サーフスケートボードは完成品としての販売が多い。
普通のスケートボードはデッキ、トラック、ウィール の3点セットを専門店でアッセンブリーをする。
一方、サーフスケートボードはトラックのシステムが特徴的で、メーカーが完成品を販売する。
有名なのは、Carver(カーバー)、THRUSTER SYSTEM(スラスター システム)、YOW(ヤウ)
ここで、カーバーとヤウは完成品の提供だけ。
スラスターだけはシステムだけの提供もある。だからこのシステムを使うブランドは多く。GRAVITY(グラビティ)、SMOOTHSTAR(スムーススター)が有名。アメリカが本場だが、Yowはスペイン、SMOOTHSTARはオーストラリア。
以上簡単に現在のサーフスケートボードの事情を書いたが、THRUSTER SYSTEM(スラスター システム)が普通のスケボー改造には便利だ。また安く手に入るシステム。そこで部品を購入した。
改造と言っても、システムとトラックとウィール の交換と高さ合わせぐらいで完成。滑りたいが、外は雨だ。そして俺の毎日は続く。

写真はTHRUSTER SYSTEM(スラスター システム)

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