誰もやってないことだからやる価値がある

　

最初は「絶対売れない」と言われた

　

2年前、コオロギパウダー のお菓子を売りたいと思った時、色々な人に相談した。
たくさんの人が「頑張れ」と背中を押してくれる中、「これは絶対売れない」と言う人も多かった。

「コオロギをそのまま使うならまだしも、パウダーにしたら強みがわからない」
「まだ早い」
「食糧問題に困ってないから売れない」

人生経験豊富でいらっしゃる経営者の方々から、割と厳しいことをたくさん言われた。
でも、その人たちが言っていたことは半分以上正しくなかった。
あくまで結果論の話だけど。

　

実際そう言われて自信がなくなった

　

作りたいものははっきりしている。
「でも、本当に売れるのだろうか。」
いつもこの不安がつきまとっている。
仕入れをする時、新商品を出した時、いつも不安である。

どこかで信じきれない自分がいた。
暗闇で先が見えない道を不安を抱えながら歩くような感覚である。

でも、ようやくそれが最近変わってきている。

最近はテレビや新聞でも、コオロギパウダーのことや会社のことを取り上げてもらえている。
それだけでなく、市場も盛り上がりを見せている。
今年2021年にヒットするものの5位にランクインした。
大手メーカーともコラボができた。

やってきたことは間違っていなかった。
最初に考えていたことは間違えていなかった。
暗闇の中に一筋の光が見えたような感覚である。

　

誰もやっていないことは可能性に満ち溢れている

　

誰かが既にやっていることは、多分みんながうまくいくと思っていること。
今までの経験や今ある社会の枠組みで生まれたもの。
みんなから「いいね」と言われるようなことはすでにこの世に存在している。

みんなが絶対やろうとしないこと、やっていないこと、絶対うまくいかないと言われていること。
そこにまだまだ可能性があるはず。
誰もやっていないから、どうなるか本当にわからない。

「絶対無理だ」

これはあくまで今現在の、経験や知識、常識での話。
ひっくり返ってもおかしくない。

なぜこのnoteを書いたか

　

単純に自分のやってきたことが間違っていなかったと、自分に言い聞かせたいから。
これからも新しいことに挑戦するときに、少しでも不安にならないように。

「無理だ」
そう言われていた数より多く、
「絶対できるから頑張れ」
応援してくれる人がたくさんいる。

そんな人からの応援を忘れず、新しいことに挑戦していきたい。