パソコン電源をスマート化してみた!
前回、スマートボットを湯沸器のスイッチに取り付け、さらに部屋のスマート化を進めたくなった。
そこでパソコン電源をスマート化する方法を改めて考えた。改めてと言うのは昔からWOLでリモート起動できるのは知っていたし、いまだにマザーボードには98キーボードやPSマウスで起動させる設定は残っているからだ。
しかしながらWakeOnLanはパケット送信がどうとか設定がめんどくさすぎるし、今どき有線のキーボードやマウスは使いたくない。
前回のようにスマートボットに電源ボタンを押させることはできるが、パソコンのケースに貼り付けるのは美しくない。
そして何れの方法も「スマート」じゃない。
普通はパソコンをスリープにしておけばbluetoothキーボードなどで起動できるが、うちのマンションはとても古いので頻繁に瞬停が起こる(特に夏場)
かなり昔に災害、瞬停対策として購入したUPS(無停電電源装置)は300wしか容量がなく、いまのPCには使えない。その為、スリープにしていると留守の間に勝手に起動してしまうのだ。
こんな面倒臭がりでややこしい私の夢を叶えるパーツが存在した!(アリエクで検索したら引っかかっただけ)
TUYAの「リモコン付き電源スイッチ」
またしてもTUYAの製品だ。既存のアプリが使えるのは重要なポイント。
ラインナップは二種類で機能がシンプルで安い方にした。
送料無料で1071円!
因みに「リモコン付き」というのはアプリでリモート操作できる、という意味であって物理リモコンは付属しない。
取り付けは簡単でパソコンのケースのボタン操作部分から出ているケーブル(power swとreset swの2本)とマザーボードの間に割り込ませる。
本体はPCIExのスロットに差し込む。
これだけで設置完了なのだが、自作kerとして必ず押さえておかなければならないポイントがある。
あの見えにくい△印だ。
筐体とマザーボードを繋ぐケーブルのコネクターだけは向きや場所の間違いを防止する形になっていない。
コネクターの表面にどこに差すものかは表記されているが、+/−はコードの被膜の色などでは判断できない。
コネクターの裏側にうっっっっすーく△印があるのだ。そちらが+のケーブル。
△同士を合わせて接続する。
しかしあれほど見にくいものはない。
今回も「△ないやん!」と声が出てしまった。
スマホのカメラ越しにみればすぐわかるんですけどね…
設置ができたら接続確認のために一度PCを起動させる。
問題なければそのままアプリの設定。
TUYA Smartのアプリを立ち上げるとすぐに認識される。
デバイス名は後で変更できるのでそのまま追加。
スマホのアレクサを立ち上げるとすぐにリンクされた。
動作確認をしてみる。
注!おっさんがアレクサに話しかける声を聞きたくない方はあらかじめミュートして再生してください。
PCのボタン(画面右側)には触れていないのがわかるかと思います。
電源オフの設定はPCのコントロールパネル内、電源管理の画面で「電源ボタンを押したときの動作」で選択できる。
これでアレクサにパソコンの電源をオフにさせることもできるようになる。
アレクサのオンオフの表示が逆になっていますが、これはアプリ、若しくはアレクサを一度空動作(パソコンの電源ケーブルを拔いておいてアレクサに命令だけを出す)させるなどすればなおると思います。
使ってみるとこれはめちゃくちゃ便利!
パソコン本体の所までわざわざ行かなくていいのは楽です。
いまは本体、モニター、キーボードなどを同じ場所で使っていますが、半年後くらいを目処にモニターのHDMIケーブルを無線化するつもりなので(パーツ自体は販売されているがまだ高価)それに向けての前段階でもあるわけです。
次回はRFリモコン(電波式リモコン。通常の赤外線式学習リモコンでは使えないのでアレクサに認識されない)をアレクサで使えるようにしてみたいと思います。
またねー
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