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ダイキン空気清浄機を修理してアレクサでスマート化!

引っ越す前から空気清浄機は2台使っていました。
寝室にも空気清浄機がないと寝たいときに寝られない。

ダイキン製とシャープ製で後から購入したシャープ製の方が先に壊れてしまいました。
修理を試みるも全く電源が入る気配がなく、残念ながら廃品回収に…

冬の間は1台で乗り切れたのですが花粉の季節になって目も鼻も喉もやられてきたので購入を決意。

最近買い物をしすぎていたので新品は諦めて中古。
匂いや汚れを考えるとエアコンや空気清浄機は新品が欲しいところですがない袖は振れない。

長く使いたいのでメーカーはダイキン一択(個人的見解)
後で気づいたのですが、最上位モデルにはWiFiが内蔵されていて簡単にアレクサと接続できる上に機器の細かい操作もできるのです。
しかし年式を落としてもハイエンドモデルは人気でそれなりの価格で取引されているので中古を選択する意味が薄れてしまうような気が…

そんな中で2019年製の中堅機種、MCK55-Vが1000円スタートになっている物を発見。
電源は入るが動作未確認でジャンク扱い、リモコン欠品。

電源入るならなんとかなるかなぁ…リモコンは必要なら中古で探せばいいし…
1000円のままなら試すのもありか、と入札しておいたら誰も手を出さず(そりゃそう)落札してしまいました。
送料1300円。

受け取ってすぐ試運転してみると普通に動作!
もしかして当たり?!?!
芳香剤の匂いが染み付いてはいるものの、キズも汚れも少ない!

とりあえずフィルターだけは交換したかったので新品ポチ。
互換品のHEPAフィルターと活性炭フィルターのセット。楽天でポイント使えたので約2000円。

だがしかし!!!!!!!!

長時間運転させてみたところピーピー鳴る!!!
表示ランプもエラー吐いてる!!!!!

取説で確認すると
「湿度センサーの故障です。販売店に連絡して修理に出してください」

ジャンク扱いの理由はこれだったのか………
参考までに修理代を調べてみると35000円くらい(泣)
これは諦めたほうがいいのか………
だからあれほどジャンクには手を出すなと………

いや、落ち着け。逆に故障箇所はほぼ特定されてるんだからセンサーの交換すればワンチャン。そもそも1000円だし!

と思い直してバラしてみることにしました。
バラしたついでに内部の清掃もしていき……

どっからバラすの???????
組木細工みたいにはめ込みが複雑で、しかもめっちゃシビアな造りになっている……
ネットの動画なりで同機種の分解を絶対に誰かアップしてるだろうと踏んでいたのに全然ヒットしない!

なんとか見つけた画像1枚を頼りに最初に外すべきパネルを特定できました(ここまでが一番時間かかった)

爪と両面テープで付いている

フロントパネルではなく、操作パネル部分のみを外すとネジにたどり着けました。爪は上部3箇所。真ん中の一本を折ってしまいました。不覚。

とっかかりさえ分かればバラせるのですが、肝心の湿度センサーがどこにあるのかわからない。
基板からたどることにしました。

基板の端子部分に日本語表記がしてありました!
最近では珍しい。


みつけた!

ケーブルをたどっていくとテープで塞がれた場所にセンサーがありました。説明書には「本体左側面にあります」としか書かれていない上にほぼ完全に分解しないとアクセスできません。

ここまでバラしてやっと交換できる状態になりました。
ALPS ALPINE製のHSHCAL101A、廃盤になっていました。
しかし偶然同じ品番の中古のセンサーがオークションに出品されているのを発見!500円!
落札に一週間かかるのでそれまでに清掃しておきます。

分解するとガラクタ感でますよね

ファンも外してざばざば水洗いです。

ホコリセンサーもケースから外してレンズをきれいにします。レンズはふたつ付いていました。

もともと付いていた湿度センサーです。ぱっと見きれいなのでカプラーなどを「ふーふー」してから戻してみましたがやはりダメでした。

この機種は細かい設定を行うのにリモコンが必要なことが判明したので中古リモコンもゲット。送料込み700円くらい。

センサーを交換し、元通りに組み立てて動作確認するとエラーは出なくなりました!粘り勝ち!

次はアレクサにリンクさせて音声や定型アクションで操作できるようにします。
まずは以前記事にしたラトックシステムの学習リモコンに認識させます。

ラトックシステムの「家電リモコン」アプリを立ち上げ、
家電の追加→空調機→ダイキン→「加湿空気清浄機スリムタワー」を選択。



プリセットデータがあるので信号を学習させなくてもすぐに使えます。
ラトックシステムのアレクサスキルをインストールしてあるので、学習リモコンのセットが終了すると同時にアレクサにも認識されます。

私のように同じメーカーの機器を複数使っている場合は学習リモコンに認識させる時点で機器ごとに名前をつけておくと音声操作がしやすいです。
「ダイキン」や「空気清浄機」のままアレクサに認識されてしまうと、「どの空気清浄機ですか?」とアレクサがいちいち聞き返してきます。
(実はこの記事を書いている時点で空気清浄機は3台に増えていてそれぞれ名前をつけました)

学習リモコンのマクロとタイマー、アレクサを組み合わせて
21時になると節電(静音 )モード→午前中はそのまま動作(ロボット掃除機が動いているので)→正午に電源オフ→帰宅して「アレクサ!ただいま」で自動風量でオン
というサイクルを設定しました。
私の仕事は加湿用のタンクに水を補充するだけ。

今回かかった費用は送料込みで5500円ほど。
結果的には良い買い物だったと思います。
デザインもシンプルで、考えていた通りのスマート化ができたので満足。
この後、勢いで既存の空気清浄機のメンテナンスも行ったので次回はそちらを記事にしたいと思います。





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